[BlueSky: 891] Re:874 クローン人間は認められるのか?


[From] GENNGOROU@aol.com [Date] Sun, 12 Sep 1999 12:00:00 EDT


識さん、ありがとうございます。

                  ゲンゴロウです。

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> ゲンゴロウさん(829)
> > ***クローン技術の未来への心配***
> > 【進化の方向性は決まっているのか】
> > 人間が遺伝子を選べるということは、マクロ的に進化として考え
> > ると、人間の進化の方向性を人間自身が決めて行かなければなら
> > ないのでしょうか??
> > 【クローンと加速度変化】
> > もし、人間自身の進化が人間に委ねられた場合、人間の手によって
> > 変化した文明のように加速度的変化をもたらす可能性が多分にある
> > ような気がします。

識さん(874):
> この問題は、現代のヒトは「自己家畜化」の産物だと考えると、いく
>つかの答えが見えてくるように思います。

人間自己家畜化・・・すごい言葉。。なるほどーーと納得して
しまいます。
私、、人間がなぜ道具を使えるようになったんだろうかと、考えて、
勝手に私なりに理由を考えたのですが、、、その後で、、
もしかすると、人間も人間にとって道具だなああと感じました。。

また、ちょっと。
人間が一番手を焼くものは、おそらく「自分自身の脳」でしょう。
私自身、自分の脳には困っています。。
で、その脳を認識、観察し、制御方法を獲得できた人間には、馬や牛、
豚に鶏、山羊に羊、犬を飼い慣らすことなど朝飯前だったと感じます。
つまり、道具として生き物も使っているわけで、人間も使い始めのでは
と考えたら、また、考えが人間の脳に戻って、
「人間の脳も道具というレベルに下げて人間は考え、自らを道具にし
ている」と思いました。

それにしても、家畜は怖いイメージがあります。。

> 人類の「自己家畜化」現象は1930年代にドイツの人類学者たちが
>提唱したものだそうですが、日本では小原秀雄さんがことあるごとに主張
>されておりましたし(小原秀雄・羽仁進”ペット化する現代人自己家畜
>化論から、NHKブックス、1995、他)、最近は尾本恵市さんが「人類
>の自己家畜化現象と現代文明」という課題研究をなさっています
>(http://www.iias.or.jp/research/res_kachiku/kachikuka.html)

ご紹介していただき、ありがとうございます。。
なんか、読むのが怖そうな内容です。
心の準備が必要のようです。

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genngorou





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