[BlueSky: 864] Re:843 一石三鳥(?)のアイディア


[From] yuichiro komiya [Date] Fri, 10 Sep 1999 18:07:16 +0900

こんにちは、サラリーマンの小宮です。


◯中澤さん
> そこで思いついたのが,就業時間を減らすことです。フランス社会党は,1997年
> 総選挙を,時短による雇用創出を謳って勝ち取ったそうです。それで,法定労働
> 時間が週39時間なのに,昨年6月に成立した時短法と,今秋成立予定の関連法案
> の結果,週35時間にまで就業時間が短縮されるそうです。今でも米国人に比べて
> 年間41日も多くの休みをとっているフランス人が,さらに休みを増やすわけです
> (出典:News Week 日本版,1999年8月25日号,pp.34-36)。1人当たり労働時
> 間が減れば,人手が必要になって雇用は増えるという目算でした。事実,失業率
> は下がり始めたそうです。

これはすばらしいアイデアですね。僕は週休3日になる
なら収入が8割に減っても全然OKです。というか、明日
からでもやってもらいたい!

収入が減って余暇が増えれば、余暇の使い方も変わって
行くでしょう。お金を使って贅沢な暮らしをするのでは
なく、自分の収入にあった生活、余暇の使い方を皆がす
るようになると思います。まとまった余暇がとれれば、
ボランティア活動、芸術活動、スポーツ等、お金を使わ
ない余暇の使い方ができるしょう。まあ、日本は仕事を
自己実現の場にしている人も多いと思いますが、そうい
う人はそういう人で残業して働けばいいことだし。各人
がそれぞれ自分の価値観に沿ったライフスタイルを持て
るようになれば幸せですね。

実際今の日本のサラリーマンは忙しすぎるでしょう。
どこでもそうとはいいませんが、厳しいノルマに残業
続きで身体はガタガタ、残業100時間なんて話もざら
に聞きますからね。食事も満足にとれず、30代で生活
習慣病にかかる人も大勢いるし。

最大の難関はやはり「世界経済に取り残される」とい
うことで、各社とも結局は国際競争力を維持するため
に、給料を減らして、基本労働時間を減らしても、個
人のノルマは変わらない、ということになりそうです。
悪質な所では、基本労働時間を減らしても、採用は増
やさないで、長峰さんがいわれるようにサービス残業
だけ増えるかもしれません。今はとかくリストラばや
りで、企業は人を減らすのにやっきになっていますか
ら、それをどのように対処するかが問題でしょうね。



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