[BlueSky: 85] RE:環境にお金を出さない国


[From] "Y.Kuzunuki" [Date] Tue, 13 Jul 1999 20:50:17 +0900

葛貫です。

>わたしも、アセスの報告書で、地元住民の賛成・反対の意見をそのまま
>のせたものをみたことがあります。法律の施行以前のものですが。それ
>をみると賛成派・反対派がお互いに相手のことを人間ではないかのよう
>にののしりあっていて、衝撃をうけました。

10年程前に、ある企業が引っ越してくることに反対運動をしていた知人がいます。
その地域の中で、賛成派、反対派に別れ、行政側と業者との癒着、
人脈、お金の流れ等々、様々な憶測がとび、あからさまな人事移動があったり、
いやがらせはもちろん、親の対立が子供のいじめに現れたり、
「お宅には、小さなお子さんがいるんだよね。」とか、
「暗いところを、歩く時は気を付けな。」的な脅しにもとれる言葉もあったと聞きました。
選挙の時はあれ程「皆さんのお役にたちます。」とか言っていた議員も、
「他の政党に声をかけてあるなら、私は動けない。」と、そのもの自体の可否は
さておきの対応で、役に立たない姿を露呈したとか。
半ば意地になり反対のための反対に陥っていたところもあったようですが・・・・・。
その地域では、いまだに感情的なしこりが残っているようです。
そのもの自体の評価より、買収、左遷、脅し、いじめのような陰湿な形で絡んで
くる体質、何とかならないかな、と思います。

>和尚様
>そもそも現在の豊かさが,世界中のどこかの無知と貧困によって支えられていることを忘
>れないでくださいね。そう言う意味で前投稿では「豊かさの意味」と申し上げたのです。

独立運動や搾取に反発をする元気があるところは、まだ、ましなのですね。
高い理想を掲げた共産主義も社会主義も、それほど良い結果を生み出すことが
できたとは感じられません。
小作から絞り取る悪代官の「業の深さ」は、人のさがとして潜んでいるのでしょうか。
そうだとしたら、そのような人の「さが」を加味した自浄作用をもつ体制が必要ですね。

Y.Kuzunuki <kuzuny@geocities.co.jp>




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