[BlueSky: 787] Re:782 1度目,非常に理解,2度更に理解 3度もっと理解,が迷走


[From] kitapp@elf.coara.or.jp (Katsumi) [Date] Tue, 7 Sep 1999 09:43:15 +0900

At 6:22 PM 99.8.28, seki wrote:
> 喜多さんへ
>
> 全く脈絡がないと思われるかもしれませんが、この言葉を、本日、入手した本を
> 読み、是非とも喜多さんに贈りたいと思いました。
>
> 民俗学のあり方をめぐっての討論のなかの一部ですが、
>
> 「いわゆる科学的な知識ではぶった切ってしまうと、ぽろぽろ落ちていくけれど
> も、その人たちの生きざまとしてとっても大事なことというのを、民俗学者はひ
> ろいあげて、つなぎあわせて表現し、その重要性を社会や地域に提示していくと
> いう、そういうことじゃないですか。」
>
> 忙しいことを口実に、御無沙汰していました、関より。(伝わるかな?)

こんにちわ,喜多です。難しいですよ,私に解る筈がありません。でも
私は,このMLでとても新鮮な言葉を多く聞き,その中の一言で「ぱっと」
あらゆる事に奇蹟が起きた様に理解出来たと思う事を,自分に期待しています。

私はこのMLに入った時,ちょっと書いたのですが,「環境」と言う言葉を
「エンバイロメント」として,捉えていたのですが,最近,このMLの方々の
殆どが「エコロジー」として,捉えられているのでは?と,ふと,感じました。
別にそんな「言葉の違いではない」と解っているのですが,少し辞書で調べて
見ました。
ecology(エコロジー)〜 
1,生態学(生物とその環境との関係を研究する)
    2,生態,(生物の)環境,自然環境
ecological(エコロジカル)〜生態学の,生態学的な,生態上の,(生物の)環境の,
    (グループ,運動などが)環境保全を主張する
environment(エンバイロメント)〜
   1,(人間的な)環境,周囲(の事情)
   2,[しばしばthe 〜](自然の環境)
  protect the environment 環境を守る
  pollute the environment 環境を汚染する
  clean up the environment 環境を浄化する
因に (the 〜)ENvironment Agency (日本の)環境庁
とありました。これを見ますと,やはり一般に良く使われているエコロジー運動と
日本の(特に環境庁)等が,目指している所に少し「ずれ」があるのでは,と
素人考えで思いました。これは「宇宙全体」「日本も含めた世界全体」を考える
環境」と「日本全体」「地域社会」或いは「生態系から見た環境」の違い等が,
いろんなご意見に反映している様に思うのですが。

話は異なりますが,私は博物学研究家の「荒俣宏さん」が大好きです。又,
西洋の中世の「キルヒャー」と言う人も好きで,彼はその時代の「権威」の
学者で「エジプト聖刻文字(ヒエログリフ)」など,あのロゼッタ石が発見され,
エジプト聖刻文字が解明される相当以前に,彼は「全て解読」していたとか,(中国
の「漢字」等についても同様に),所が,それは「全て虚構(彼の裏付け)」であった。
と言う事です。

だけど私は「キルヒャー」も大好きです。しかし,その時代の「裏付け」が「全て何
の根拠も
なかった」と言う事にもなりかねない事も事実だと思うのです。

「天動説」時代に,コペルニクスが「地動説」を唱え,それは「カルチャーショック」
どころではなかったでしょう。しかし,私は「天動説」も「地動説」も大好きです。

又,読まれた本の名前,教えて下さい(差し支えなければ)喜多かつみ


     

kita katsumi kitapp@elf.coara.or.jp
「創造学級KITA ORIGINA」「誰も聞いた事のないコスモムジカ」
URL http://www3.coara.or.jp/~kitapp  
「創造空間」&「蔵書」&「奇蹟」&「古葉書」「切手」(7,DEC,1998更新)





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