中澤さん
遂に観ていただきましたか!
>「不都合な真実」が次々に提示されることによって議論の方向が変わっていき
>つつも,岸部一徳演じる経済重視の役人が最後まで意見を変えないところなど
>リアリティを感じました。
最近知ったのですが、この問題の根源は純粋な経済問題ではないのです。
戦後すぐから、既に始まっていた我が国の世界一等国再回帰にはどうしても
原子力技術が不可欠だと考えた人々が居たということです。そのために日本は
せっせとプルトニウムを製造し続けてきたと言うわけです。使用したウラン
の量が分かれば、製造されたプルトニウムの量も計算できるはずです。現有量
とかなり大幅に合わないのではないかと強く感じています。
彼らにとって原子力技術の維持は絶対命令だった、それを担わされたのが経済
産業分野だったということのようです。ま、貿易立国として生きていくために
避けることが出来なかったという言い訳はわかる気がしますが・・・何時しか
それが国是となってしまったのでしょう。悲しむべきことです。
私個人は、昔からそうでしたが、この機会にもう一度、自然と共生し、多様性
を楽しみ、異なった価値観を慈しむ。だから「生きている間に、一度は日本と
いう極東の貧しくも豊かな国に行ってみたい、そこに住む人々の生きざまに触
れてから死にたいものだ」そう言われる国になってほしいと願っています。
そして、そのための行動をしています。
では
和尚
(注)この記事が最新である場合,上記「次の記事へ」はデッドリンクです。