[BlueSky:06766] Re: 生物多様性 RE:


[From] "Hisashi Imaeda" [Date] Sun, 26 Jul 2009 13:13:13 +0900

須賀様
皆様
今枝です

環伊勢湾原体験MLの管理人の佐藤さんもこのMLに参加されてます。
私も副管理人してます。

伊勢・三河湾流域ネットワークでは、COP10への直接の取り組みより
地元の活動団体のネットワークの交流が重要であるとの認識を
新たにして、「(仮称)流域圏再生交流会議」を立ち上げました。
http://www.isemikawa.net/?eid=1300139


名古屋市は専門職員を嘱託し、ため池等の生き物調査を市民団体を
市民を交えて始めました。

愛知県はまだ方向性が定まらないようですが、多分万博と同じように
交流とか、地元市町村のお尻をたたく(どこ叩いていいかは不明)ことに
専念されると思います。

滋賀県は是非とも開催地中部地域に入れろと言ってたので
こないだの知事会あたりで話がついたかも。知れません

伊勢・三河湾流域圏は渥美半島の砂を供給してくれる天竜川
流域も含んでると考えてますので、長野県も地元として関心
もっていただけたらなあと思ってます。

また生物多様性条約は絶滅危惧種の条約ではないと言うことも
広くご理解いただけたらと思います。

全くの個人的な意見ですが
生物多様性条約は食いもんの条約あると思ってます。
ブログに乱暴な文章を書きましたのでご覧下さい
http://hoerumedaka.seesaa.net/article/115301631.html

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メダカの遠吠え日記http://hoerumedaka.seesaa.net/
今枝 久@リリオの会 Lirio Enviromental Forum
伊勢・三河湾流域ネットワーク 「山川里海22」
Ise Mikawa Bioregions Neowork http://www.isemikawa.net/
e-メール imaeda-q@pat.hi-ho.ne.jp
携帯 090-1561-1439
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----- Original Message -----
From: "SUKA Takeshi" <sayasuka_380878@kce.biglobe.ne.jp>
To: <post@bluesky-ml.org>
Sent: Wednesday, July 22, 2009 9:50 PM
Subject: [bluesky:06765] 生物多様性 RE:


今枝さん みなさん
          長野の須賀です。
今枝さん:
> 私も愛知県で環境活動を10年続け、2005年には愛知万博の
> 激流に巻き込まれたり、傍観したり。2010年には名古屋で
> 生物多様性条約のcop10が開かれ、この濁流に翻弄されつつ
> 暮らしております。

今枝さんも参加されている環伊勢湾原体験MLなどでは
活発に情報や意見の交換がなされているようですね。
http://3ninyoreba.com/isewan.html
名古屋を中心とした中京圏でのもりあがりを感じさせられています。
長野などではまだほとんど表立った動きが感じられません。
開催までまだ1年以上ありますが、開催後もふくめて、
国内での地域やそれぞれの当事者のあいだの温度差をどう埋めていくかも
課題になるのでしょうね。

国内的には、去年できた生物多様性基本法をどう活かしていくか
が課題になりそうだと思っています。この法律では、都道府県や
市町村が、それぞれの地域の生物多様性の保全と持続的利用に
ついての「戦略」を定めるようつとめなければならない、
としています。いくつかの県ではすでに策定されていますね。
長野県はまだです。

都道府県がつくる場合、環境部局が中心になって音頭をとる場合が
多くなるのだろうと思うのですが、産業や土木建設などさまざまな
部局やその関連事業者がそれぞれどのような行動計画をもつのか、
そのあたりのことにどれだけ踏み込めるかが大事になるという気が
しています。

市町村の場合、生物多様性にかかわる担当部局そのものが
(教育委員会くらいしか)ない場合も多いと思いますので、
そういうところでどんなふうにやるのか、という課題も
あります(企画課のような、市政の全体像をえがくような
部局が中心となっていろいろな部局をまきこむかたちが
いいのだろうと思いますが)。

一方、地域の生物多様性の現状については、市民や研究者の
方がよく知っている場合が多いと思います。

これら双方の情報をすりあわせ、ぶつけあって何ができるかを
それぞれの地域でまとめる。こういうことになるのでしょうか。

大仕事がまちかまえている感じですが、こつこつとできることを
やっていきたいな、と思っています。

                    須賀 丈




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