[BlueSky:06673] ベーシックインカムの紹介が毎日新聞に載りました。


[From] "kuro" [Date] Mon, 30 Apr 2007 10:08:03 +0900

今朝、4月30日の毎日新聞の11面に
同志社大学の山森亮先生の執筆で、「<現在>を読む」欄にベーシックインカムの紹介が掲載されました。

この無条件に、全員に生活の最低保障額を支給する社会福祉論は、ネットカフェ難民やホームレスやひきこもりの将来など早期に解決
するのが困難だと思われていたことの応急処置になる方法だと思い、注目していました。


開発をしまくり続けるしかない仕組みも、精神分析的に見れば、経営者のお金の将来への不安によるノンストップももしかしたら
あるかも知れません。ですから、衣食足りて礼節を知るというのが、お金が足りて犯罪の予防や、環境への開発の行き過ぎにも、
開発関係者の考え方にもなにか変更を与えられる制度ではないかと思います。

最初聞いた時は、そんなことをしたら問題がたくさん生じるのではないかとも思われ、実際多くの問題提起があるようですが、
まず、部屋から出られず餓死まで行ってしまう人が実例としてあることや、ネットカフェ難民など、実際の緊急の行きづらくなっている人を
一人でも助けられるという方法だと思います。それも非常に現実的な即効薬としての方法だとしか思えません。

それが大きいマスコミに掲載されて興奮してしまいました。
コロンブスの卵みたいな発想ですが、高度経済成長時代よりもっと古くからですか。勤勉や右肩上がりの経済の時代や国民性から、多くの人は気がつかなくなっていたことだと思いますので、まず、ベーシックインカムという社会福祉論があるということを、学者さんたちだけでなく、
一般市民が多く知る、気づくことだと思います。インターネットとマスコミの連動で早く知らせられる時代ではないかと思います。

茨城県 黒田長宏










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