大塚さん
ゲンゴロウさん
ブルースカイMLのみなさん
みなさん,こんにちは
酒井@群馬の土木屋です.
局所豪雨,集中豪雨のニュースは毎年のように報道され,
「ここ数年間で,土砂災害の危険が一番高くなって・・・」
確かにアメダスなど,観測システムの整備により
詳細(局所)なデータが取得出来るようになりました.
しかし,毎年,報道されていると・・・
ゲンゴロウさんが言われているように,もともと降雨には
局所的というかムラが多いように思います.
山間地の土石流危険渓流は,流域面積1km2(1km×1km)
ぐらいのものも多く.アメダスの密度では計りきれないでしょう(^^ゞ
報道に頼ることなく
地域に伝わる,知恵を大切にしたいですね.
土石流も地すべりも,造山運動のひとつでして,
自然の営みですね.また,地すべり地などは
山間地にあって,湧き水が豊富だし,地形が複雑で
生物も多様であります.
生き物にとっては,住みやすい環境なのかも知れません(^_^)b
そうなると,いかにして土砂災害と共生するかですね.
私たちが立てる防災計画もそちらの方向に進んではいるのですが,
最終的には,ハードに頼ることが多くなってしまいます.
現在の計測システムや技術では,土砂災害発生を予測することは
不可能なんですねぇ・・・(^_^;)
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