> 地衣類、ある種のクラゲ、サンゴ、etc.・・・・多細胞レベルの共生と
> いうのは、宿主の細胞中には取り込まれていないのですよね?
シャコガイ、クラゲやサンゴの共生藻は細胞内共生だったはずで、
卵が共生藻を持っていない場合、共生関係の始まりは、まだ詳細が
わかっていませんが、基本的にホストに食べられることからですね。
砂浜の砂粒の間隙には多種多様な微細藻類が見られますが、
これまでほとんど研究されて来ませんでした。
シャコガイ、クラゲやサンゴの共生藻である褐虫藻はホストから
離れて自由生活することができますが、その実態は不明です。
野外でわずかに見つかっているのは、海底の砂の中だったと
記憶しています。
山口正士
琉球大学理学部海洋自然科学科
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