[BlueSky:06511] Re: 生き物と の出会い


[From] Minato Nakazawa [Date] Thu, 11 Aug 2005 15:19:08 +0900

中澤です。

> でも、空蝉を見かけるのと同じくらい、いのちが抜けたセミが地面
> にころがっているのを見かけるようになりました。
長野でも油蝉の死体がたくさん転がっています。
それを引いていくアリの姿もよく見かけます。

> 夏も盛りを過ぎつつあるのかな。
そうですね。昼間はまだ暑いですが。

> そうそう、当日になってではなく、早めにお知らせを。
> 火星も一緒に楽しめる、今年のペルセウス座流星群
> http://www.astroarts.co.jp/news/2005/08/09perseid/index-j.shtml
> *****
> ・・・今年、その活動がピークとなるのは、8月13日未明の2時から4時。
> 晴れさえすれば、鮮やかに夜空をかける流星を見ることができるだ
> ろう。運がよければ、火球と呼ばれる明るい流星や、突発的に数個
> の流星が一度に流れる様子を見ることもできるかもしれない。・・・
> *****
お知らせありがとうございます。早起きできたら見てみます。

> というような記事を読むと、原典をあたらない限り、信用できない、
> 原典の検討(実験)条件が、どの程度、現実を反映しているのかもよ
> くわからない、「理」の部分で訊かれたら、保留(関心を失うわけで
> はない)が一番正直な反応であるような気がします。
新聞記事とかテレビ番組では出典が明示されていない場合も
多いので,探すのが大変です。マスメディアにかかわる人が
その辺りわかっていてくれるといいのですが。
科学報道のガイドラインみたいなものはないんですかね。

> > > 農水省が算出した平成15年度のカロリーベースの食料自給率は40%、
> > > 生産金額ベース食料自給率は70%。
> > > http://www.maff.go.jp/jikyuuritsu/index.html
> > > http://www.maff.go.jp/jikyuuritsu/kuwashiku1.html
> > >
> > > この落差は、何なんだ? というか、今後、カロリーベースではなく、生産
> > >  金額ベースの食料自給率を中心とした議論・報道が主流になってきたら、
> > > 輸出入がうまくいかなくなった場合、危ないんじゃないかな、と思いました。
> >
> > トマトなんかは、栄養は満点ですが、カロリーはとても少ないですよね。
> > こういった作物の種類による性質や用途のちがいは、そういう計算をする
> > 場合、どんなふうにあつかわれるのかな。
>
> ここまで気が回りませんでした。
> 少なくとも家庭科で習う6大栄養素別にみるのが本当なんでしょうね。
> ありがとうございました。
なるほど。生産額ベースなんて,妙な数字も出してるんですね。

食糧需給表
http://www.kanbou.maff.go.jp/www/fbs/fbs-top.htm
を見ると,タンパクベースと脂質ベースは計算できそうです
(家畜飼料分の補正まで考えると面倒ですが,概算なら)。
何で農水省はやってくれていないんでしょう?

ミネラルとかビタミンとかになると,食品個々の違いが大きすぎるし,
調理方法や保存期間・条件によっても大きく変わるので,あまり計算の
意味がないかもしれません。

(signature follows)*****
Minato NAKAZAWA, Ph.D. <nminato@med.gunma-u.ac.jp>
Assoc. Prof., Gunma University Graduate School of Medicine
Socio-Environmental Health Sciences (Division of Public Health)
Showa 3-39-22, Maebashi 371-8511, JAPAN



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