[BlueSky:06469] Re: 06467 Re: クオリティ オブ ライフ


[From] "genngorou" [Date] Sun, 10 Jul 2005 09:58:28 +0900


ゲンゴロウです。つづけて・・・

> 大塚さん wrote:
> > > PS.
> > > 東京が 36 ℃だったちょうどその時、研究所の職員全員が集まる会議がありまし
> > > た。節電のため冷房は入らず、開けた窓からは熱風が吹き込んで来て、北海道出
> > > 身の人は死にそうなっていました。

> ゲンゴロウさん wrote:
> > 世界温暖化環境会議など、
> > 夏のクソ熱い日に、東京の品川新橋の雑居ビルで、
> > 一週間ぶっ通しで、エアコンなしで、開催したら、どういう
> > 結果がでるのかと・・・・。。。

葛貫さん:
> 日本では、それなりの温度に会議場が設定してあったのに、これでは、
> 暑くて会議にならないと、東京の4月末くらいの温度に下げるよう、欧州の
> 人たちから要望が出たことが、ありませんでしたっけ(^^;?

ふ〜む。。。欧州の人たちには、日本の関東の湿度と暑さは
耐えられないでしょうねぇ〜。
しかし、この日本人の私が、夏のホンコンに行ったときには、
よくこんなサウナの中のような場所で生きているな〜とビックリ
しました、慣れなのでしょうか・・・。。。人間の適応能力はすごい。

で、こういう情報を知って、考えてみると、感じ方の差などいろいろ
あり、いくら地球温暖化対策会議だからといっても、もしも、
その会議が正に熱いサウナルームで行なわれているように
感じる国の人がいたら、その国の人は会議どころではなくなりま
すね。
寒い国では、気温10度でランニング姿なのでしょうから、様々な
国の人が集まる会議の室温って設定が、難しそうですね。。

> この4月から、産業科の高校の工業の「地球環境化学」という授業を聴講
> しています。この36℃だった日は、ちょうどその授業があった日でした。
> 米軍の基地が近く、低空飛行する飛行機の音の対策ということもあると思
> うのですが、全館冷暖房完備になっているのですが、その日は、クーラー
> の調子が悪く、ブーイングの嵐でした。

もはや、建物は冷暖房完備型の建物構造になっているので、空調設備
が壊れたら悲惨ですね。
日本全国のビルや家の構造は、、空調中心になってしまっているので、
熱がこもる構造になってしまっているので、空調設備も故障は致命的に
なってしますのでしょうね。
つまり、昔は我慢できた夏も、今の建物の中では耐えられないという
ことに・・・。。。(と、こんな分析していても、涼しくならないのが残念。)

> そもそも普通の公立高校には、クーラー等、設置されておらず、大して
> 広くない教室に、暑苦しそうな制服を着た生徒が40人も詰め込まれてい
> るんですよね(^^;。今回、この授業の選択したのは12人で、私服の高
> 校なので、子供なりのクールビズ(?)で過ごせ、恵まれているといえ
> ば、恵まれているのですが、それでも、体温ほどの気温の中、集中して
> 授業を聞くのは、困難かも。

私も公立ばかりでしたが、学校には扇風機もないのですよね。
ただ、苦しく思ったことは一度もなかったのですが、今だと、
嫌だな〜と思うと思います。

> 地球の歴史、水の循環、炭素の循環、窒素の循環、と授業が進み、
> ちょうどこの週から、「地球環境問題とは」という節に入りました。
> 温暖化問題をどう取り扱うのか、関心があったのですが、今現在、
> わかっていること、わかっていないことをきちんと踏まえ、いくつか
> の説の紹介があり、バランスが良い内容でした。
>
> 普通「理科」の授業だと、温室効果ガスである二酸化炭素を削減する 
> ため、化石燃料の使用量削減、植林等による固定量増加を図りましょう。
> で、自分たちもできるだけ省エネしましょう、というような話で終わ
> ってしまうのだと思うのですが、生活の質をひどく落とさずに、省エネ
> をするにはどうしたらいいか、考えさせる方向に話が進められていました。

なかなか内容の良さそうな授業で、うらやましい。

> 例えば、いきなりクーラーを切れといっても、体温以上の気温の中で生
> 活するのは、結構きついので、クーラーを使わなければならない状況を
> 緩和する方法を考えましょう。何かいい方法を思いついた
> ら、実験してみましょう。ということで、屋上や壁面を緑化をしたり、
> ビルの表面に親水性の塗料を塗り水を含ませ気化熱で外側から冷したり、
> 道路に打ち水をしたり・・・等、省エネ型の暑さ緩和法が紹介されていました。

このメールの上にも書きましたが、人間にとって、慣れってすごいですよね。
熱い夏でも、温水シャワーを浴びたり、風呂に入り、外に出ると、
グッと涼しく感じるのですから。。。。気化熱ということもあるとは思いますが・・・。
と、急に話の脈絡をはずれてしまいましたが、
なんか、都市に期待するのはやめたくなります。総合的な夏対策が
なされないと、ビルの外はどんどんヒートアップしそうなので、
この身一つをどうにかしないと、ひからびて、干物になって死んでしまう
のではないかと。。。
もっと年を取ると、体温調節もうまくいかなくなるし、外にもあまり出られ
なくなりそうなのですが、それだとほんとにまずいことになりそうです。
去年の熱中症の死亡者は、室内が多かったとか・・・。都市では、クーラー
があるなしが死に直結している気がします。

> 「病気の原因は徹底的に叩きましたが、患者の生活の質はひどく悪くなり、
> 亡くなりました」的な対応ではなく、定量的に全体像を把握でき、バラ
> ンスの良い考え方ができる次世代が育っていったら、いいな、と思います。

今、現在自体、方向だけでも、どっちの方向に向いているのでしょうか・・・、、。。
「”向こうとしている”方向」としては、良識のある方々のは、確かにバランス
の良い考え方のような気はしますが。。道はほんとに遠そうです。。







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