[BlueSky:06377] 考える方法 Re: 06373


[From] SUKA Takeshi [Date] Mon, 24 Jan 2005 11:39:20 +0900

ゲンゴロウさん 葛貫さん みなさん

             須賀です。
> ゲンゴロウさんwrote:
> > 影響力とか原因とかを考えるときや、
> > 対処方法を考えるときにも、何か、
> > 考える方法の考え方のマニアルはないのでしょうか?

葛貫さん:
> 偶々、昨日、連れ合いと話していて、KJ法というものがあることを
> 知りました。
>
> http://www2.bii.ne.jp/~manda39/2tieF/4aideaF/kj.html#kjAn
> http://www2.bii.ne.jp/~manda39/2tieF/2howF/kjw.html#kjwAn
>
> 等、面白そうではありませんか?
> あと、梅棹忠夫さんの「知的生産の技術」がお薦めだそうです。

川喜田二郎さんのKJ法、梅棹さんの「知的生産の技術」、どちらも
面白いですよね。わたしも高校生のころ、夢中になってよみました。
今はどちらもそのままのかたちではつかっていませんが、パソコン
で応用してつかっている部分もあります。

これらは、どちらも個人でものを考えるときの手法ですが、ほかに
わたしが出くわしたものでは、開発援助のプロジェクトを考え、
進行管理する手法として、プロジェクト・サイクル・マネージメント
というものがあります。
http://www.fasid.or.jp/kenshu/pcm/
ドイツで開発されたプロジェクト立案手法に、財団法人 国際開発
高等教育機構が改良を加えたものだそうです。開発援助の現場で、
さまざまな問題、要求、原因、制限要因などがあるなかで、効果
のあるプロジェクトを立案し、首尾よく運営していくための方法
だと思います。わたしは、以前環境省の研修所で国際環境協力に
ついての研修をうけたときに、この手法の概要を習いました。

こういった手法は、ものを考えるときの盲点になりやすいところを
うまく補う工夫がされているように感じます。しかし、それぞれの
手法そのもののもつ限界や盲点になりやすいところもあるでしょう
から、そのあたりも批判的に検討しながら、改良されていくことが
のぞましいのでしょうね。

   須賀 丈 


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