[BlueSky:06369] Re: 06354 ノロウイルス


[From] "genngorou" [Date] Sun, 23 Jan 2005 05:36:46 +0900


ゲンゴロウです。

葛貫さん、どうもです。
対話にはなっていないかもしれませんが、考えたことを書きました。

ゲンゴロウ:
> > 「現象の存在論」的な話になりますが、はたして「発生」とは如何
> > なることか?ということなのかもしれません。存在しているのに見
> > えなかった為に、発生が見逃されていた時と、今、その存在が、
> > 一般社会に認識されるようになった時とを、元々、それらが見えて
> > いた専門家の目で見ては、一般社会でノロウイルスの存在につ
> > いては変になるような気がします。

葛貫さん:
> 子どもたちが小さかった頃、この「お腹に来る風邪」(わが家では
> ゲーピー風邪と呼んでいた(^^;)でよく一家で散々な目にあいま
> した。赤ちゃん、幼児がいた頃は、水を飲ませても、すぐ吐くので、
> 怖かったし、洗濯も大変で、医者に連れていっても格別な対応をし
> てくれるわけでもなし、病院で待っている間に、他の病気をもらっ
> ちゃいそうで、嵐が通りすぎるのを待つという感じで、やり過ごし
> てきました。1998年頃から原因ウイルス、感染経路等々が、マスコ
> ミでよく取り上げられるようになり、今迄抜けていた、対処法がわ
> かって、一安心したことを思い出します。

 何もかも見える昼の時と、地球がくるりと回転して(時が過ぎて)、
まるで何も見えない夜になった時とでは、世界がまったく異質な様に、
遺伝子が一般社会に認知されきった世界と、ダーウインがまだ
生まれていなかった時代とでは、同じ風景の世界でも、また、
同じ形をした人間が歩いていたとしても、まったく違った世界で
あると考えた方がいいのかも、、、と、私は考えました。

私が育った昔と今とを考えても、山や空などはまったく変わっては
いませんし、私も私なので、世界は変わってはいませんが、
実は、それこそが思いこみで、実は実は、世界をどう感じるかと
いうことで世界があるとも言えるので、
もしかすると、昔と今とでは、まったく違った世界になってしまって
いると考えた方が妥当なのかもしれません。

などと、普通では変だというようなことを考えてみて、、、

遺伝子というものが発見される以前から生物に遺伝子は、
確かに、疑うべくもなく、存在し、あったのですが、、、しかし、
遺伝子的な思想、たとえば、動物は遺伝子の乗り物(移動体)
とか、利己的な遺伝子などという考え方もなく、もちろん遺伝子操作
などもなければ、クローン生物なども存在しなかった時代はあった
わけです。
 遺伝子が認知される以前、それは、もう、遺伝子そのものが
生物の体に存在しないのも同然の世界だったようなわけで、
だから宗教だとか、神話があったので、それはそれで、そういう
世界があったと、強いて考えることは大切になる場合もある様に
思えます。

 今の世界の感覚を持って過去を見ると、過去はまったく見えない
世界になりかねない場合もあるように思いますし、それと同じように、
未来も、今の感覚では、見えない世界になりかねない可能性を秘め
ていると思います。
 過去とか現在とか未来を測る共通の尺度はないと考える考え方も
大切なような気がします。

しかしながら・・・・

それでは、科学(歴史や政治も含んだ学問)というような比較を頼りに
して体系化されてきたものは、まったく、根底から立ち行かなくなるの
ですが、もしかすると、根底から立ち行かなくなるから、無理矢理に
時間を超越した尺度を作り上げていて、実は!実は!それに翻弄さ
れているなんてことがあるかもしれません。

> ウイルスとか病原菌が病気を引き起こす原因となるという認識がな
> かった頃、漢方ではこういう風邪は身体の水の代謝が上手くいかな
> い「水毒の証」として扱われ、患者の体力にあわせて、余分な水分
> を吐かせたり、下したりする、処方が編み出されてきたたようです。
> 体調の不良さは確かにあり、それをいつもの振れ幅に戻せたら、そ
> れは、それでいいわけですよね。試行錯誤大変だったと思うけれど。

 黄熱病の発見とか、抗生物質の発見とか、麻酔だとか、
モルヒネだとか、MRIだとか、ほんとに有り難いものが今の世の中には
多いので、それがなかった時代のことが悲惨すぎて想像もできません。
しかし、それは今から見た過去の姿でしかなく、過去の人たちは
その過去の時を悲惨な姿としては見ていなかったということは確かだと
思います。同様に、未来の人から見たら現在は悲惨すぎるかもしれ
ません。。。
なんだか、いつの時代も、それなりに大変なんだな、、と思うばかりです。

> 薬等により、侵入者をやっつけるという考え方、侵入者に焦点を当
> てるのではなく、身体をいつもの状態に持っていくよう、余分なも
> のをだし、足りないものを補うというような考え方、いろいろあっ
> て面白いですね。

まったく。病気に立ち向かう場合の焦点の当て方の違い、
病気に限らず、少子化対策もそうですし、さまざまなことに
おいて考えるべきことだと思います。(思うだけで、考えられない
のですが・・・)
原因を考えるときも、対処を考えるときも、そういった、いろいろ
な方向からの焦点の当て方について、もっと能力として
持ちたかったです。

つい先日、ぽやっと思ったのですが、昔、数学かなにかで、
必要条件だとか必要十分条件だとかという考え方を教わった
ことがあり、私は、これ、まったく分からないのですが、
影響力とか原因とかを考えるときや、
対処方法を考えるときにも、何か、
考える方法の考え方のマニアルはないのでしょうか?
私なりには、HPを探ってみたのですが、見つけられませんでした。
あるのでしょうか?原因を見つけるときに導いてくれる
ような考え方の考え方のようなもの・・・。。。



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