葛貫さん、
> ニホンウナギ(ジャポニカ種)とヨーロッパウナギ(アンギラ種)
> では,脂質含量等が異なるため味が違い,ヨーロッパウナギをニホ
> ンウナギ的な味にするため,餌や飼育方の研究がされているのだけ
> れど,まだ,満足のいく結果が出ていないようです。養殖池から自
> 然水域にヨーロッパウナギが逸散するようなことがあれば,「天然
> ウナギ」の味に当たり外れがでて,問題になるかもしれませんね。
ヨーロッパウナギはすでにかなり放流されていて、各地で確認されて
います。環境省も日本自然保護協会もこれにノータッチですね。
最近でも続けられているかどうかわかりませんが、水産庁が漁業者
に資源保護の名目でシラスウナギの放流を義務付けたかだったか
のため、輸入されていたヨーロッパウナギのシラスが身代わりになって
放流されたという情報をどこかで見ました。その結果はすでに明白。
http://www.irago.co.jp/documents/foreign_eel.html
ヨーロッパウナギは日本で放流されてからすでに親になって
いるものが相当な数になっているでしょう。
彼らは海に降っているのでしょうか。
山口正士
903-0213 沖縄県中頭郡西原町千原1
琉球大学理学部海洋自然科学科
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