ゲンゴロウです。
ノロウイルスも、リスクコミュニケーションも知らない私なので、
相変わらず、ここで、いろいろ学ばせてもらっています。。
−−−
中澤さん:
> > リスク論の立場でいえば,リスクコミュニケーションが
> > 不足しているということになるのですが,さてどこから
> > 手をつけたらうまくいくのやら。
> と書きましたが,今朝自転車を漕いでいるときにふと思いついたので
> 自分のサイトにwikiのページを作ってみました。
> http://phi.med.gunma-u.ac.jp/wiki/pukiwiki.php?RiskCommunicationTrial
> 短くてかまいませんので,コメントいただければ幸いです。
> また,専門家の方は,解説記事を書いていただけるとありがたいです。
よくよく考える暇がないので、間違っているかもしれませんし、
うまく説明できないのですが、ちょっと、曖昧なことをたれ流さ
せてもらいます。
上記で中澤さんは、「確定した患者数の増加は,本当に患者が
増えたのではなく,これまで見逃されていた患者が患者としてわ
かっただけという可能性があります」とおっしゃってますが、
私にすると、ちょっと、この見解も変かな?と微妙に何かを思い
ます。
庶民向けのニュースとして考えれば、下記のヤフーニュースの
様な表現で良いのではないかとも思います。
−−−ヤフーニュース−−−
「全国の高齢者施設でノロウイルスによる感染性胃腸炎の発生
が相次いでいる問題で、厚生労働省は十二日、全国の集団発生
の集計をまとめた。今冬の感染性胃腸炎は全国二百三十六施設
で発生している。感染者数の総計は七千八百二十一人で、うち
ノロウイルスが検出された人は疑い例も含め五千三百七十一人
にのぼっている。
−−−−−−−−−−−−
まず、このヤフーニュースが妥当と考えてみると、今までノロウイ
ルスが検出されない為に発生が世間的に認識されていなかった
ということがあり、過去に、発生があったのに、発生が認識されて
いなかったということが、実際に、誤りだったということが浮かび
上がってきます?!
中澤さんが言うように、過去においても検査していれば、それなり
にノロウイルスによる発症は検出されているわけですから、この
現在のニュースがおかしいということになる。
つまり、この「変」「おかしさ」を測るには、現実的な認識としての
存在の話になるのですが、まだ知られざるウイルスの段階では、
「未知のウイルスが・・・」になり、それでは科学的にはSFになり、
いよいよ科学的に現実的既知になると、こんどは、過去に時間を
遡って、「実は過去にこのウイルスは存在していたわけで、認識
されていなかっただけ」というコメントが出てきます。
つまり、発生の認識のズレに、私たちが「弱い」ということが、言え
るのではないでしょうか?
人は、時間を自由に行ったり来たりできる人の意識が行う、錯覚
が起こす見事なトリックで、実は、時間に縛られている過去の人
にとって、過去にはそんなウイルスは存在していないというレベル
でしか考えられないので、このヤフーニュースの表現しかないよう
に思えます。つまり、「発生とは一般的な発見」のこととして考えて
良いように思います。
「現象の存在論」的な話になりますが、はたして「発生」とは如何
なることか?ということなのかもしれません。存在しているのに見
えなかった為に、発生が見逃されていた時と、今、その存在が、
一般社会に認識されるようになった時とを、元々、それらが見えて
いた専門家の目で見ては、一般社会でノロウイルスの存在につ
いては変になるような気がします。
簡単に言えば、この時間トリックを定めないと、いろいろなことを
いくらでも言えるということになるような気がします。
−−−
と、分かったようなことを書いてますが、よく自分でも分かってい
ません。。。
__________________________________
Do You Yahoo!?
Upgrade Your Life
http://bb.yahoo.co.jp/
(注)この記事が最新である場合,上記「次の記事へ」はデッドリンクです。