[BlueSky:06332] Re: 津波被害の衛星画像


[From] Masayoshi [Date] Sun, 09 Jan 2005 19:43:38 +0900

Fukushimaです

At [ Sun, 9 Jan 2005 08:17:12 +0900 ]
Subject:[ [BlueSky:06331] Re: 津波被害の衛星画像 ]
"Yamaguchi" <coral@sci.u-ryukyu.ac.jp> wrote:
> 周知のことであると思って説明に加えませんでしたが、
>
> > (沖縄と日本の本土における)「海岸林」と「『埋め立て』による『つけ』」と
> > の意味・関連性がよく理解できませんでした・・・
>
> 沖縄だけに限って言えば、たとえば、
> http://www.ne.jp/asahi/awase/save/higataumetategenjyou.htm
>
> 現在進行中の泡瀬埋立予定地の利用計画図です。
> http://www.dc.ogb.go.jp/nakagusukuwankou/tochi.html
> 高潮対策の護岸は建設されるでしょうが、津波は予定外?の出来事か。
住宅の計画もありますが、住む人がいない場所にコロニーを移植するよう
なものなのですね。

大変難しい問題を解決するための希望として、
行政や研究の力よりは
最終的には住民がどのように考えるかの力にかかってくると思いたいです。
行政側や研究側に求められるのは、住民への共感を持った熱意、住民自らが意志
決定できるような具体的な支えとなるものを住民の視点に立って提供できるかど
うかということではないでしょうか?
ただし、孫子の代まで郷土への思いを致せなくなってしまった住民も増えてきた
状況もありそうで、その関心も薄くなってきているのでしょうね。
(「住民」という範疇だけでは解決できない大きなものが多いことは理解できま
すが、敢えて「気持ち」ということだけで投稿しました。悪しからず…)

> 大津波が来たら、そっくり飲み込まれるような居住地や海岸施設
> などを全国的に開発して広げてきています。沖縄の現状はそれを
> 凝集させたものと見ています。東海、南海だけでなく、全国的に
> 海岸地帯は潜在的なハザード地帯を抱えていることに無頓着な
> 開発のつけがいつかは来てしまうだろう、という懸念です。
その当時、「海岸地帯は潜在的なハザード地帯を抱えていること」を誰が一番理
解し、理解されるためにどのような努力をしてきたのでしょうか?
どうすれば無頓着ではいられないようにできたのか
を考えることも大切ではないでしょうか?


ご説明大変ありがとうございました。



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