[BlueSky:06269] Re: 06265 ちがう人間


[From] "Kaz. Yokoyama" [Date] Wed, 15 Dec 2004 11:13:26 +0900

葛貫さん、皆さんこんにちは。

今超下らない会議に出席中です。流星群、良いですね。降り注いでいる様々な発言を流
星だと思うことにしました。これで少しは落ち着いてメールを書くことが出来ます。青
空MLにこんな効用もあるのかと嬉しく驚いています。有難うございました。

> それでも雲の隙間から、娘が1つ、連れ合いが2つ、私が1つ、
> 流れ星を見ることができました。
> 19日くらいまでは、普段より沢山の流れ星が見えるようです。

札幌は生憎雪模様で本物の流星は望み薄ですね。その分、会議の流星は花盛りです。い
いのかねぇこんなことしてて、「議論より実を行え怠け武士、国の大事を他所に見る馬
鹿」って確か明治維新の時の落手でしょう?全く日本人のおつむの中はちっとも変わっ
ていないらしい・・・

> 「はれ」の日を演出してみる、それも、まぁ、文化ってもんさ、
> ということで(^^;。

良いですね。本物の「晴れ」の時間を持てる人は・・・羨ましいです。
私は今、本物の「ケッ」の時間を持たされています。早く遁走しなきゃ(笑)。

> ↑のサイト、拝見しました。

ポスター印刷して皆さんのお近くに張ってください。転載自由、大奨励です。

> 活動の理念(複雑系科学の立場からの提唱)
>  私たちは世の中が、複雑に織り上げられたコミュニケーションからできている、
>  というごく当たり前の前提から出発します。

私の日ごろの言動を見ている人には非常に良くご理解できるでしょう?!
MITの開発して、火星で動き回ったクリーチャーのシステムと類似です。
命令1.目標に向かって直進せよ。
命令2.障害物に当たったら停止せよ。(決してぶち当たる前にではない!)
命令3.目標に近い方向に障害物を回避せよ。
この3つの命令でクリーチャーは人間と同程度のスピードで障害だらけの平面を移動で
きるのです。個人的には、「障害物にはぶち当たれ」と言うところが好きですね。もし
かしたら障害物が粉砕されるかもしれないし。粉砕される側は気の毒ですが・・・

>  「いきあたりばったり」の聞き取りや参与を行おうとします。
>  その動き方の特徴は、調査の目標や計画をあらかじめ立てずに、
>  地域の人々がつくりだす動きのなかで、
>  「波乗り方式」と自称する手法で活動します。

これを見た周りの良識人は等しく、「失敗したら誰が責任を取るんだ!?」って訊いた
そうですね。それに答えて曰く、「運の無い奴です!」全くとんでもない人々です。そ
れにトロンの坂村氏も入っているところが面白いでしょう(笑)?

>  「援助者/援助対象」という二分法を排除し、
>  あくまで相互に影響を及ぼしあう主体として、
>  参与者が対象社会に与える影響を認識し、
>  同時に対象社会から参与者が影響を受けることを活動に組み込みます。
>  このようなアプローチを「共生的価値創出」と私たちは呼んでいます。

日本農業を駄目した「農業保護政策」と同じで、「保護/援助」しても被保護、被援助
者は決して守れません。どんどん駄目にするばかりです。これは日本のお坊ちゃん、お
嬢ちゃんも同じですね。黄土の例では、中国政府は一生懸命木を植えさせようとして、
一本木(日本の某大学の偉い先生の妄言に乗って、これがポプラだから最悪なんですけ
どね)を植えたら小麦粉を何グラムって配った。援助したわけです。日本のODAのお金
もだいぶ入っていたかもしれません。その結果何が起きたか?土地の人は小麦粉が美味
いことを知ったが、山に木を植える大切者は理解しなかった。ある日、予算が尽きたら
、彼らは山の木を切って薪にし、小麦粉で出来た食べ物を食べだした。小麦粉を買うに
は現金が要る。現金を得るためには都会に行くしかない。かくして農村部は荒廃し、人
々は依存心のみを手にした。日本の農業も、社会も、教育も似たような構図があるんじ
ゃないでしょうか?

> 胆力がなくてはできない、というか、かかわっているうちに胆力が
> 鍛えられそうなプロジェクトですね。

胆力の無い人は既に死滅しています。

> 関係者以外も、このシンポジウム、うかがうことができるのですか?

葛貫さんは既に関係者ですよ。勿論興味のある人は皆関係者になれます。
当日は開場でお会いしましょう。

> 「人間性の進化史 〜サル学でみる人の未来」
> http://www.nhk.or.jp/ningenkoza/200412/tue.html

見逃しちゃいましたが、再放送があるみたいですのでしっかり見ます。
情報有難うございました。

ウキキ

和尚


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