[BlueSky: 624] アニメとゲームの魅力を利用する


[From] "Kaz. Yokoyama" [Date] Fri, 27 Aug 1999 11:39:58 +0900

青空MLの皆さん

和尚です。
今日の新聞に「遊戯王ファン4万人が騒ぎ」という記事がありました。

我が家の子供たちも遊戯王のカードを持っていて,フィールド(戦場のこと)
を自作して遊んでます。私も時々混ぜてもらいますし,ビデオアニメも一緒に
見ます。ご存じのない方に一応の解説ですが,主人公たちの学園生活に
超自然モノをベースにしたゲームが絡むストーリーです(全然解説が下手)。
同時にゲームやストーリーに登場するゲーム用カードも売られています。

私にはこれのどこに4万人も集めてしまうパワーが有るのか分かりませんが,
とにかく子供たちを熱狂させていることは確かです。

改めてアニメやゲームの子供心への浸透力に感心します。

こんなに魅力ある媒体なんだから,これを利用して環境教育を「知らない間」に
子供たちにしてしまうという作戦はどうでしょうか?

つまり「今時シゼンやカンキョウに興味ないヤツなんてダサイゼ!」と思い込ま
せちゃう訳です。

せめて,ストーリーのどっかに環境に関するアイテムを入れるとか,ピカチュウ
が海の汚れを悲しむ場面を数秒入れるとかでも随分違うと思いますけどね。
そう言えばドラエモンは一時期気にしていたように思う。「海底鬼岩城」とか。
(見てる映画が分かっちゃいますね・・・・^^;)

一種の洗脳ですから後ろめたいですが,子供たち自身が何れ対峙する環境
ですから,怒られないような気がしますが・・・・・それをきっかけにして,現実の
環境問題に興味を持って行くかも知れない。もしかしたら,彼らが大人になって
重要な決定に幾らかでも作用するかも知れません。

このMLにはゲームの制作者もいたと記憶していますが,こんなアイディアは
全然駄目でしょうか?そう言うゲームは作れないでしょうか?
或いはもう既にありますか?

Kazunari Yokoyama, Ph.D.
Soil Microbial Ecology Lab.
National Institute of Agro-Environmental Sciences, Japan
Phone:+81-298-38-8300
Fax:+81-298-38-8199


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