[BlueSky:06134] Re: 06112・・・1


[From] "genngorou" [Date] Fri, 24 Sep 2004 23:57:54 +0900


ゲンゴロウです。。

須賀さん:
> > > 文部科学省が、科学技術の振興についての意見を募集しています。
> > > http://www.mext.go.jp/b_menu/public/2004/04090701.htm

須賀さん:
> こういうパブリックコメントって、普段から科学技術政策に関心をもって
> いるような(たぶん国民全体からみるとひとにぎりの)ひとたちの目にしか
> とまりにくいのではないでしょうか。それでは十分に国民の声を反映した
> 議論になっていかないのではないか、それではいかん、と思ったので、
> 多士済々のこの青空メーリングリストのみなさんにもお知らせすることに
> したわけです。なぜなら、これは「科学技術」という「業界」だけにかかわる
> テーマではなくて、「科学技術」が生みだすものを通じて、生活や環境や
> 社会や文化にもはねかえってくるテーマだろうからです。

 須賀さんの上記のお話は、とても大事なことを言っていると
思いました。
 考えてみれば、この社会を動かして行く主体は私たちなの
です。そのことを理解している私なのですが、どうも、実際に
わたし自身を占めている心持ちとしては、世の中の大きな流
れを見ているうちに、自分が主体であるということを自ら放棄
してしまっている様なところがあります。
須賀さんの、上の考えを聞いて、そんな自分のことに気が付
きました。
 私が意見を言えるのは「政治選挙」での一票だけだと思って
いる私がいて、さらに、それによる私の意見の反映を諦めて
いる自分がいます。
しかし、最近、こうやってネットで、いろいろな活動をしている
方々の意見を聞くと、私たち自身が主体なのだということが、今
さらながらに分かってきます。
 私たちは、市民活動を通しても意見を言うことができたり、消費
者としての購買行動でも世の中に影響力を与えることができたり、
日常の、あらゆる場面で、いろいろと意見を言うことが出来ている
のですね。
須賀さんの紹介されたことの様に、行政にも直接意見を言うこと
ができる機会が、行政の中にあることも知り、積極的に意見を言
うということは、とても大切なことだと気が付きました。
 須賀さんの、この意見を聞いて、正に、社会に属する人々全て
が主であり従であるという二重性(自分たちで決め、それに従う)
が、「民主主義・市民社会」なのだな、、などと気が付きました。
 その意味では、武器を使った影響行使は、自分を自分で撃つ様
な行為であることも、見えてきます。

ゲンゴロウ:
> > −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
> > 「科学技術基本計画のポイント」
> > http://www.mext.go.jp/a_menu/kagaku/kihon/point.htm
> > −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
> > 要は、科学重視主義の上の考え方での意見募集で、主眼は、
> > すでに決まっていて、「国際競争力を持てる科学者の養成」に
> > なるような、そんな気がしました。

> 補足しておきますと、上の「科学技術基本計画のポイント」は、
> 2001〜2005年度を対象とした現行の「第2期」の計画についての説明
> ですね。

次回の骨子だと思ってました。間違えでした。
「補足」という言葉を、ありがとうございます。

須賀さん:
> 確かに、科学技術振興のための政策が、ノーベル賞受賞者をふやすという
> ように脚光をあびるひとにぎりのひとたちをつくりだすことや、経済的な国際
> 競争力を高めるというようなところにばかりかたよって(重点配分されて)
> しまうと、別のところに問題が出てくるでしょうね。おっしゃるように、学校での
> 科学教育をどのようにしていくかということもそのひとつでしょう。それから、
> 今、地方分権がひとつの課題になっていますが、地方にいろいろな権限を
> 移したときに、それらの政策上の課題に対応できるだけの科学技術関係
> の担当能力が自治体にできているか、というようなこともあると思います。

上のお話、短い文章の中に、様々なことが含まれていて、
なんか、それに感動してしまって、何も考えられなくなって
しまいました。。。
名誉、国益、経済、国際問題、政治、教育、子ども達、自治、
権限の移譲、行政、担当者の質、人間の想い、、などなど、、。
頭が満タンというより、胸がいっぱい、、、という感じです。

つづく。。

__________________________________
TSUKAME EIKOU! KAGAYAKE EGAO!
Yahoo! JAPAN JPC OFFICIAL INTERNET PORTAL SITE
http://pr.mail.yahoo.co.jp/para/


▲前の記事へ ▼次の記事へ △記事索引へ △青空MLトップへ

(注)この記事が最新である場合,上記「次の記事へ」はデッドリンクです。