[BlueSky:06001] Re: 都心の温暖化


[From] "Y.kuzunuki" [Date] Tue, 27 Jul 2004 14:49:04 +0900

こんにちは、葛貫です。

各地で雷雨の被害がでているようですね。
ここ数日、お昼過ぎに今にも雨が降りそうな空模様になり、隣の避
雷針に落雷してPC等が故障するのが怖くて、コンセントを抜いたり
しているのですが、今日も、神奈川は降りませんでした。

須賀さんwrote:
> 高さ80mのクレーンから見下ろす熱帯多雨林の樹冠の姿は
> すばらしかったです。ちょうど天気がよく、はるか遠くに東南アジア島嶼
> 部の最高峰キナバル山ではないかと思える山影がみえるほどでした。
> 地図でみると、ランビル国立公園とキナバル山のあいだは350km以上
> はなれています。しかし、国立公園のまわりは二次植生にかこまれて
> いて、多くの動植物にとってはこのような保護地域が島状に残された
> 生息地になっていることも事実だろうと思います。


高さ80mってどの位だろう。ためしに、
http://www.mori.co.jp/business/roppongi/datasheet.html で
みたら、地上21階建てのビル位の高さなんですね。
クレーン、怖くありませんでしたか(^^;?

テレビでしか見たことがないのですが、亜寒帯のタイガの上空から
の映像は均一な印象を受けましたが、熱帯雨林の樹冠を鳥瞰すると
どんな感じなのでしょう。樹冠となるような高く生長する樹種とい
うのは、それほど多くはないのでしょうか。

いつか御自身のサイトを作って写真等、見せて下さい、なんて、
お忙しい須賀さんにお願いしては、わるいかな(笑)。


> このランビル国立公園
> で国際的なチームによっておこなわれている研究やそのトレーニングは
> たいへん興味深いものですが、その成果をつうじてひとびとの意識をかえ、
> 保護地域の外もふくめて社会と自然のあいだに持続可能な関係をきずく
> というのは、迂遠とも思える長いみちのりを歩むことだなあ、とここでも
> あらためて感じました。・・・中略・・・すべてが同じ方向にむかっている
> わけではないのでしょうけれど、またすべてが順調につながっているとは
> かぎりませんが、ともかくなにかがゆっくりと動いているのを感じました。


二次植生が見られる場所は人の生活の場になっているのでしょうか。

世界自然遺産への登録に向けて、日本では奄美群島、知床等の現地
調査が実施されているようですが、単なる観光地として消費してし
まうようなことがないよう、持続的に豊かに使われるようになると
いいですね。


> これを拝読して思い出したのは、ベトナム南部の中心地、ホーチミン市
> (サイゴン)のことでした。ここには5年前にも行ったことがあるのです
> が、あいかわらず、ものすごい台数のバイクに圧倒されました。
・・・中略失礼・・・
> ものすごい排気ガスのにおいがします。

> 気になったのは、4輪の車が5年前より増えたように思えたことでした。
> サイゴン市内からメコンデルタに向かう国道1号線は道幅が片側2車線
> 両側で4車線にひろげられ、立派な橋もかかって、スムーズに流れるように
> なっていました。


「にっぽんの“ゴミ”大陸へ渡る・中国式リサイクル錬金術」
http://www3.nhk.or.jp/omoban/main0725.html#04
という番組が、一昨日、放送されていたのですが、日本で使われな
くなったようなバイクや自動車が、そのままのかたちではなくても、
部品の集まりみたいな感じで、ベトナムに輸出されているなんてこ
ともあるんでしょうか。

需要があって、違法ではないかたちで輸出できるとしたら、日本の
廃棄物は、どんどん発展途上国へ輸出されるようになっていくので
しょうか。↑の番組では、日本で掘り返された埋め立てゴミに対す
る需要もあるとか。

それらしい設備のないところで、安い賃金、人海戦術で、ゴミの分
別、資源の再生をしていく国。何らかのかたちで健康被害が出てく
るのは目に見えているように思われるようですが・・・・。

労働環境に配慮し、純度の高い再生品が得られるよう機械化した
リサイクル工場を作り上げた日本の業者は、コスト面で対抗してい
くのは大変なようです。

いずれ、規制が厳しくなると、海外に日本の最新技術をもった処理
工場を作って、現地の人を雇って処理するというかたちになってい
くのでしょうか。

「容器包装リサイクル法」の見直しの時期も、きているんですね。
http://www.yasuienv.net/YoriRenew1.htm

それにしても、テレビでレポートされる東南アジアの今将に都市化、
工業地帯化されつつある地域の人々は、覇気があるというか、今よ
り、よい生活、次に目指すステップを具体的に思い描けているよう
に感じられ、パワフルですね。

> しかし、サイゴン市内はこれからどうなっていくのでしょうか。

山の郵便配達、初恋の来た道、あの子を探して、小さな中国のお針
子、等、 一昔前の中国を描いた映画を思い出し、これらの国々は、
「自殺者、過去最多の3万4千人 昨年、経済的動機が増加 」
http://www.asahi.com/national/update/0723/003.html
という方向とは異なる方向へ舵をとっていくことができるのか、
しあわせに近付けるのかなぁ、などと思いました。
日本も、これからどうなっていくのでしょう(^^;;。


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