[BlueSky:05980] Re: 都心の温暖化


[From] "Y.kuzunuki" [Date] Thu, 15 Jul 2004 17:19:43 +0900

こんにちは、葛貫です。

さがわさんwrote:
> 見た目がなんとなく“打ち水”風なので、つい騙されてしまいますが、
> 結局は“電気”で冷やしているんですね。

> そんなことをするくらいなら、“打ち水”に使う分だけ節水して上水を
> 散水するか、近くの河川から水を引いてきた方が、まだマシじゃないで
> しょうか。

そうですね、そうなりますね。
人口密集地で人が心地好く暮らすためには、混み合っていない所より
エネルギーが余分に必要になるんですね。


> 高度処理しないで、それこそ道路を散水濾床に見立て、散水するのが
> 良いと思うのですよ(近所の人や運転手には、大迷惑でしょうが)。
> 道路の冷却と処理水の高度処理ができて一石二鳥ですから。

自宅の庭だったら、雑巾がけに使った水やお風呂の残り湯を、平気
でまいてしまうけれど、それは、もともと菌叢がリッチな土の上だ
からで、コンクリートやアスファルトだと、どうなるのだろう?
紫外線が燦々と降り注いで、殺菌してくれちゃうかも(^^;?

今日、子供の体育祭の見物に行ってきました。小休止の時に、スプ
リンクラーでグランドに水を撒いてくれたら、すっと涼しくなり、
打ち水の効果を実感してきました。
その涼しさは長続きしなかったのですが、保水性素材や、芝等の植
物で覆っておけば、もう少し効果が長続きするのかもしれませんね。


気化熱を利用するヒートアイランド対策として、こんな実験もなさ
れているようです。

都市温暖化対策に新提案!光触媒の超親水機能で建物表面に“川”
を造る
http://nmc.nikkeibp.co.jp/kiji/clo563b.html

こちらは、雨水や風呂の残り湯を使えるようです。
ニュースで放送されていた時は、2階建の建物で1日200リットル
(家庭用のバスタブの容量くらいでしょうか)の水を流して実験し
ていると言っていました。


> 動物写真家の第一人者の宮崎学さんは、オオタカは増えていると言って
> いますが、私の地元でも複数個体確認できているので、多分その通りだ
> と思います。


オオタカの寿命がどれくらいで、一生に何回くらい産卵するのか、
私は知らないのですが、巣立った若鳥たちが、順調に世代交代して
いけるだけの環境を保つことができるといいですね。


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