山口さん、こんにちは、葛貫です。
> 保護水面の実態を明らかにする必要があります。
・・・中略失礼・・・
> つまり、本来の目的とは無関係に、全国一律の設置義務を果たす
> ために(悪く言えば)でっち上げです。
報告書を読むだけで、現地に立ったことがないと、書かれていない
事実が見えなくて、だめですね(^^;。
報告書に「国庫補助事業」と書きそえてあったことを思い出しました。
そういえば、何年か前、漁礁設置事業については、その水域におけ
る有効性をきちんと評価して公表せよ、事業を継続する意義を問い
直せというような動きがあったことを思い出しました。
これは、誰というか、何処が言い出して、ここまで持っていけたの
でしょう。
> そんな場所での調査に
> 熱心に取り組むはずがなくて、形だけやっていて、当然あるべき
> 現場情報がない事を知らされて、がっくりしたことがありました。
その現場情報をとっておくのが常識でしょうという「常識」に差が
あるのか、そのデータをとるための人員や資金が不足しているのか、
わからないのですが、形だけの調査のために、それにかかわる人が
持っているであろう才能や時間が浪費されているとしたら、もった
いないですね。
> 例えば藻場造成などが脚光を浴びているようですが、これは
> 藻類や海草の生育環境(物理化学的、構造的)を破壊した根本
> 問題に対処するのではなく、見かけのアリバイ作りが多いような
> 印象を持っています。
藻場造成事業の報告書を読んでいても、今ひとつピンとこないので
すが、藻類や海草の生育環境(物理化学的、構造的)を破壊した根
本問題というのは、どういうものになるのでしょう。
(水域によって異なるとは思いますが。)
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