[BlueSky: 55] Re: 複雑学? Re: [49] Re: [45] 南北問題と日本的生活スタイル


[From] Konno Yasuo [Date] Sun, 11 Jul 1999 17:14:29 +0900 (JST)

紺野@帯畜大です

後藤さんの指摘で畜大の前に帯をつけましたが、自分から帯畜大というのは、す
ぐにはなじめませんね。そういえば、東工大は自分たちでは工大とたしか言って
ました。
さて、後藤さん【54】は書きました

> 紺野さん【29】も、
> > 中国人が日本人並の生活をしたら、地球環境はそうとう悪くなるはずです。個人
> > あたり資源利用量は日本人が中国人並になる必要があります。
>
> と書いていらっしゃいますが、僕もこの点では基本的に賛成です。ただ、「中国
> 人が日本人並の生活を」する前に、資源が急騰して、実際にはそこまではいけな
> いのではないか、とも思います。人類滅亡が見える時代になれば、その前に世界
> 大戦争が繰り広げられるだろうし、、、。
>
> いずれにしても、産業構造なり、生活スタイルの変革は、現実的には可能なこと
> だ、と思います。それが、国民の主体性のもとで実行されるのか、あるいは、国
> 際的圧力の下に渋々行うのか、、、或いは、キレる世代の反乱・紛争によって達
> 成されるのか、、、或いは、携帯電話世代が実権を握った時点で日本が沈没する
> のか、、、具体的道筋は全く分かりませんが、現代の危機・矛盾がじわじわと蓄
> 積してきていることだけは確かなのだろう、と思うのです。
ようするに、物はあるけど、なくて良しとするという節制ができ、それを楽しめ
るかと言うことではないでしょうか?資源が無くなってからではなく、無くなる
前にできるか、ということです。できてほしい、できる方策はあるか探そうとい
う分けです。今はやや悲観的ですが、希望は捨ててないつもりです。
かつて日本人は貧であることを誇りに思っていたそうです。(フランシスコ=ザ
ビエルの本国への報告書)。富でありかつ清貧であるには、時間の余裕がまず必
要ですね。


ところで
後藤さんが、私の「小型化遺伝子の人間にたいする導入」を的確に批判されてい
ましたが、このような批判をもらえることが、MLの良さだと思います。
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紺野康夫  
帯広畜産大学 生態系保護学講座 〒080-8555 帯広市稲田町西2線
konno@obihiro.ac.jp
TEL 0155-49-5497 FAX 0155-49-5499
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