[BlueSky: 5376] ワークショップ「陸−川−海のつながりを考える」のお知らせ


[From] "Koji Nishi" [Date] Fri, 19 Sep 2003 22:12:31 +0900

皆様

重複投稿をお許しください。

応用生態工学会では下記のとおりのワークショップを
企画しています。ぜひご参加ください。
お申し込みは下記を参照してください。
http://www.ecesj.com/events/toyama03/toyama03.pdf
(転載歓迎です)

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応用生態工学会北陸現地ワークショップin富山
陸−川−海のつながりを考える〜健全な物質循環をめざして〜

期日:平成15年10月24日(金)13:00〜17:30現地見学会
    平成15年10月25日(土)10:00〜16:00ワークショップ
場所:安田生命ホールおよび富山市周辺(黒部川、片貝川の現場などを現地見学)
主催:応用生態工学会
後援:北陸地方整備局、富山県、富山市、北陸建設弘済会

開催趣旨:
 昨年度スタートした北陸での応用生態工学会ワークショップシリーズ
の第2弾を企画しました. 第1回は2003年1月に「北陸の水辺を考え
る」と題して金沢市で北陸の水辺環境の現状と問題点・今後取り組む
べき課題などについて議論しましたが,今回は富山の地で行ないます.
河川を山地・平野部と海をつなぐ連続したものとして捉え,物質循環,
土砂移動,流水,生き物の移動などのさまざまな切口で7名の講師に
講演していただき,その全体像と環境回復も含めた将来像に迫ってみ
たいと思います.その後の討論では「循環」に関する理論的な知見を
実際の管理の現場にどのように応用していくか,あるいは管理の中で
今後求められる研究課題などについて,富山を含む北陸の陸−河川−
海のつながりをイメージしながら議論できればと考えています.
 北陸,とりわけ富山は2〜3000m級の山と深い海が近接しています.
雪解け水や豪雨洪水によって豊かな水と多くの土砂が流送されていま
す.そして平地では扇状地が発達しています.そして,サケやサクラマ
ス,アユといった魚たちが海と川を行き来し,生態系を構成していました.
また,サクラマスが富山の名産鱒の寿司と結び付いたように,地域の
産業や生活の形成にも深く結び付いてきました.今回のテーマを議論
するのにふさわしい地域であると言えるでしょう.
 ワークショップと合わせて,現地見学会も実施します.黒部川といった
富山を代表する扇状地河川が舞台です.黒部扇状地の湧水で有名な
生地の清水(しょうず)やサケの遡上,魚類の待避所,海底湧水の調
査地なども見られるよう企画中しています.ご期待下さい. なお,本
ワークショップは,(財)富山県高等教育振興財団の助成を受けて開
催されます.

プログラム:
●平成15年10月24日(金)(13:00富山駅南口集合)
13:00〜17:30 現地見学会(黒部川、片貝川など)
18:30〜20:30 交流会(富山県民会館)
●平成15年10月25日(土)10:00〜16:00 ワークショップ
09:30  開場・受付開始
10:00  趣旨説明
10:10  講演1 流砂系管理と河川生態系保全 
           名古屋大学教授 辻本哲郎
10:40  講演2 富山の水循環と海底湧水 
           富山大学助教授 張勁
11:20  講演3 庄川扇状地の水循環機構
           富山河川国道事務所調査第一課長 松本清則
11:50  講演4 「100平方メートル運動の森トラスト」による生物相復元の活動
−知床の海と森をつなぐ循環の復元をめざして−
           (財)自然トピアしれとこ管理財団事務局長・統括研究員 
山中正実
13:10  講演5 河川の生態循環と連続性 
           大阪府立大学教授 谷田一三
13:50  講演6 環境の回復とは−魚道を例として− 
           富山県立大学助教授 高橋剛一郎
14:20  講演7 渓流の復元−人工産卵場の試み− 
           神通川水系砂防事務所長 田村圭司
15:00  討論 (座長:金沢大学教授 玉井信行)
●定員:190名(定員になり次第締め切ります)

【参加料】
●現地見学会    一般2,500円、学生:1,000円
●ワークショップ  正・賛助会員:2,000円、非会員:2,500円、学生:1,000円
●交流会参加料   一律5,000円程度(交流会参加料は現地で頂きます)

【参加申し込み】
●添付申込用紙に記入の上ファックス下さい。
同等内容のEメールでも受け付けます。
●締め切りは2003年10月15日(水)です。

【申し込み及び問い合わせ先】
●応用生態工学会事務局
〒102-0083 東京都千代田区麹町4-5 第7麹町ビル25号室
TEL:03-5216-8401  FAX:03-5216-8520
E-mail:see@blue.ocn.ne.jp    URL: http://www.ecesj.com

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〒102-0083
東京都千代田区麹町4-5第7麹町ビル25号室
応用生態工学会 事務局 西 浩司
(2002年10月5日より名称変更)
Ecology and Civil Engineering Society
4-5 Koujimachi, Chiyoda-ku, Tokoyo, 102-0083, Japan
TEL:03-5216-8401 FAX:03-5216-8520
E-mail: see@blue.ocn.ne.jp
HP http://www.ecesj.com/
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