ゲンゴロウです。
すみません、また葛貫さんのお名前を出してしまいます。。
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> Re: [5230] 虫虫・・・神々の出現
> > ※一部、葛貫さんのお考えを、勝手に拝借している
> > 部分があると思います。
葛貫さん：
> 私は、神については、よくわかりません(^^;。
私も「神」については、分かりません。
ちなみに、私の「虫は虫なり」での「神」の話は、自分で書い
たものを読んでみますと、神の話ではないように思います。
実際に、「神」を神聖な気持ちで、内々で信奉している方々に
は申し訳ないのですが、引き合いに出させてもらいました。
その方々を指してというより、逆に、隠れてた宗教的思考の持
ち主を指しているように思います。
つまり、私が言いたかったことは、おそらく、人の自己世界へ
の過度な信奉についてではないかと。。
私が感じるところなのですが、この「人が住む世界」は、まる
で一つの世界ではないようです。人ごとに、別々に様々な世界
が確立されているように感じます。
たとえば、仮想現実で作られた映画は、映画好きにとって確固
たる世界を作っていますが、映画を単に「仮想現実の映画じゃ
ないか」と捉える世界にいる人もいます。
また、都会が故郷になっている人には原風景は都会のビルの隙
間かもしれません。。
そのような、信じられない世界に生きている人たちの世界があ
ることを、どの世界に住んでいようと、また、他の世界を知る
ことが出来なくとも、「ある」ということくらいは、とどめら
れるようになりたいものです。。
思うに、私も含めて、多くの人は、他者の世界を知ることが出
来ないほどに、自己の世界で成り上がってしまっているように
感じます。謙虚さがまるでないように感じます。
その意味で、私は、芥川龍之介が気になるのかもしれません。
人は、その人が自分なりに持っている世界があるように、他者
には他者なりの世界があるということを知り、かつ、人間世界
は、様々な世界で出来上がっているということを知ることは、
可能なのだろうか？などと思ってしまいます。
この「人それぞれに様々な世界がある」ことが分かったら、様々
な世界があっても、争うことはなく、その様々な世界を融合する
ことも出来るような気がします。この世界は、かなり住み易くな
ると思いますし、また、他の世界から得ることも出来るかな？と
思ったりします。。。
しかし、いかんともしがたいのは、その様々な世界、すなわち、
自分なりの世界を確立するために、他の世界に住む人間と戦わん
とするほどの神がかり的な強い自己主張をする人が、多いことで
す。（私も、その部類に思われるようですが・・・）
さらに、手に負えないのは、「私は神など信じない」と、「神」
を信奉する人たちを認めないようなことを言いながら、その実、
「神」を信奉するがごとく自己世界への、排他的な信念をもって
いるような、「出来上がりたがりの人たち」です。
私にすると、恐いのは、「神」を堂々と信仰する人より、「神」
を持たず、「神がかり」的な信念を持っている人です。
さらに言ってしまうと、その様な人は、その人の世界の中で、、
どんな、すばらし業績を残しても、他の世界、あるいは人を、
なんらかの形で侵しているのではないでしょうか。。
ということで、前々から、葛貫さんのお考えの中に、これに近い
様なことを言っている投稿があったなと思っておりましたので、
その意味も含めて、「葛貫さんのお考えを、勝手に拝借している
部分があると思います。」と、書きました。。具体的に、どれ！
とは、過去の投稿を調べないと言えませんが。
期せずして、葛貫さんは、投稿 5234にて、「それぞれの文脈で、
それぞれの現実の手ざわりの中で・・・人は語っている」と、
お書きになっています。偶然でしょうが、それなども、私が、
「投稿5230の虫は虫なり」で言いたかったことだな？と、私は
勝手に思っております。
（また、捉え方が違っていたら、すみません。。）
ゲンゴロウ。。。
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