[BlueSky: 5183] 水銀評価等


[From] "Y.kuzunuki" [Date] Tue, 17 Jun 2003 11:50:06 +0900

こんにちは、葛貫です。

水産物に含まれる水銀の安全性を評価する厚生労働省の薬事・食品
衛生審議会の部会が6月3日に、
「メカジキなど妊婦は週2回以下に 水銀評価踏まえ厚労省」
http://www.asahi.com/health/life/TKY200306030296.html
という呼びかけを発表してから、関係者は大変なことになっている
ようですね。

「キンメダイ漁師、操業足踏み」
http://www.kanagawa-np.co.jp/news/nw03061273.html 

「キンメダイなど価格急落 水銀発表で“風評被害”」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030615-00000060-kyodo-soci

それで、あわてて、こんなコメントを出したりして。

「妊婦にも重要な食材 キンメダイ水銀で厚労省」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030613-00000210-kyodo-soci

情報公開による混乱を避けるためには、発表の仕方、報道の仕方、
それらの受け取り方、等々、身につけて行かなければならないので
しょう。過渡期は大変ですね(^^;。


「シーフードに水銀」の表示義務づけ−−米カリフォルニア州
http://medwave.nikkeibp.co.jp/show/nh/news/252613
 米国カリフォルニア州では、「シーフードには有毒な水銀が
含まれているかもしれません」という警告を、魚類を提供している
レストランは店内に張り出す義務がある。・・・・中略・・・・ 
加州の提案65号のガイドラインでは、発ガン性のある物質を客に
提供する店は、その旨を店内に表示することを義務づけている。
この場合は水銀が発ガン性の物質に当たり、違反者は1日当たり
2500ドルの罰金が課せられるという。


今の日本で、このようなことをしたらどうなってしまうでしょうね。

米国といえば、こんな記事も。

「“肥満の敵”に課税?=市議が「脂肪税」提案−NY」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030613-00000565-jij-bus_all
 【ニューヨーク12日時事】不動産税引き上げ、公共・交通料金
値上げ、たばこの大幅増税、さらには売上税が引き上げられたばか
りのニューヨーク市で、今度はファストフードや菓子類など肥満を
促す食品への「脂肪税」導入がこのほど市議会で提案された。 提
案は、“肥満の敵”ジャンクフードに1%を上乗せ課税し、徴収分
を肥満予防プログラムに回そうという内容。これらの食品群を宣伝
するテレビコマーシャルのほか、部屋に閉じこもらせて活動を抑制
しているとの理由からビデオゲームも課税対象とされている。 


この提案が、採択されるかどうか、わかりませんが、上乗課税分は、
価格に跳ね返り、消費者が負担することになる。
それにしても、いろいろ考えるものですね(^^;。


*******************

☆ 蛍に関する情報がまとめられているサイトがありました。

「ホタルを見にいこう!」
http://kids.yahoo.co.jp/docs/event/hotaru2003/index.html

今度の日曜日、6月22日は、
「夏至の夜は消灯を 100万人のキャンドルライト」
http://www.kobe-np.co.jp/kobenews/sougou/030615ke112730.htm
というキャンペーンが行われるようです。

家の中でキャンドルライトを楽しむのもいいけれど、闇の中で、
ほのかな光が映える蛍や夜光虫(漁港等で赤潮状で発生している
ことがあります)などのいきものを見に行ったり、星や下弦の月を
眺めたりするのも素敵かも(^^)。


☆ 山内一也東京大学名誉教授の「連続講座 人獣共通感染症」
http://wwwsoc.nii.ac.jp/jsvs/05_byouki/ProfYamauchi.html
のサイトに、「SARSウイルスと公衆衛生対策 」
http://wwwsoc.nii.ac.jp/jsvs/05_byouki/ProfYamauchi.html
がアップされていました。

「6月2−5日の4晩にわたって、NHKラジオ深夜便ナイトエッセイ
「ウイルスを科学する」という一般向けの話をしました。その際の
原稿を掲載します。」ということで、
1) ウイルスとは、2) SARSウイルス、3) 感染症との戦い、4) 未知
の感染症への対策、という4章からなり、 SARSウイルスだけではな
く、最近、問題になっている動物により媒介される疾病、対策につ
いても、わかりやすく解説されていました。

ご参考まで


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