[BlueSky: 518] Re:510 はじめまして。敗戦の日に・・・


[From] kitapp@elf.coara.or.jp (Katsumi) [Date] Fri, 20 Aug 1999 10:31:42 +0900

At 6:28 PM 99.8.19, Nagamine, Takafumi wrote:
> STAFF研の長峰です。
>
> 喜多さん
> > どうもML等の常として,現実に動く「保
> > 守」に「反対」する事が正しく,「少数」に「判宮びいき」するのを促す,となり易
> > い様に思えるのです。
>
>
>保守→現実派、革新→理論派と考えるとこういう文字媒体上では前者が不利と言う
>考え方もできそうですね。それに保守は実際に政策を行っている以上、悪いところ
>があればつっつかれ易いでしょうし。でも、私は、newsグループも時々見に行きま
>すが、fj.soc.politicsなど見ると、極右、極左、保守、革新と入り乱れて論争して
>いますよ。

長峰さん,こんにちわ,喜多です。

私は20歳頃までは,社会の見方として福沢諭吉の「天は人の上に人を作らず,人の
下に人を作らず」
(でしたかね),を,意識していました。(今もそう思っていますが)。
いつごろだったかたまたま見たテレビの「朝まで議論」とか何とか言う番組で,西部
邁?(だったかな)何とか言う(この方の名前難しくって,間違っていたら済みませ
ん)さんと言う,どちらかと言えば相当右寄りと言われている方が「世論ほど不確か
なものはない」とか,その他の「新鮮な」言葉を聞き,「そういう見方」もあるのか
と感動し,最近,一番気に入っているのは,劇作家ですか,井上ひさしさん(どちら
かと言えば左よりとか言われている)が一連の重要法案が次々,決まって行く事に対
して「もはや戦後は終わりました,戦前がやってきました」と言うようなに,さすが
,常日頃,日本語の大切さを語っておられる方の言葉,素晴しいと思いました。「戦
後は終わった」或いは「戦前に逆戻りだ」と言う言葉は多いのですが,彼の「戦後は
終わった,戦前がやってきた」と言う発想はなかなか言葉に出来ないと感動しました。
この言葉には「戦前に逆戻り」と言う考えと「次に来る戦争」に対しての,言い知れ
ない「不安として」の新たなる「戦前がやってきた」と言う言葉と私は解釈しました。

又,最近,このMLで「戦争は地球最大の環境破壊」なる言葉を聞き,「これは素晴し
い」,戦争を単に「平和」との対比だけで,論争するのでなく,少しピカソ的に,前
後左右から見て見たら,本当に戦争は「回避出来る」かも知れないのでは,とも思え
て来ました。

逆に「平和」には,いつまで経っても「平和ぼけ」以上の素晴しい言葉,感動を与え
られ魂を揺り動かされる「新鮮な言葉」がないように思っています。(なかなか,私
の様な凡人は思いつかない),

一言で目の前がぱーと開ける様な「平和について」の言葉を聞きたいなー。もっとも
,その言葉を私が聞けるかどうか甚だ,おぼつかないが。  喜多かつみ

kita katsumi kitapp@elf.coara.or.jp
「創造学級KITA ORIGINA」「誰も聞いた事のないコスモムジカ」
URL http://www3.coara.or.jp/~kitapp  
「創造空間」&「蔵書」&「奇蹟」&「古葉書」「切手」(7,DEC,1998更新)





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