[BlueSky: 5057] Re:5054


[From] Sawaguchi Yuji [Date] Wed, 02 Apr 2003 21:02:18 +0900

澤口@一升金です。

Nobuya Tsuchidaさんの<3E8A3CF5.1080909@netscape.net>から
> 「太陽光発電は熱等に変わるべきエネルギーを電気に変えてしまう為、砂漠な
>どでは気象の異常を引き起こす可能性が高い」のだそうです。
砂漠緑化などはもともと気候を変えることを目的として行われていますので、
太陽電池設置は量的にも問題にはならないと思います。
ただ、砂漠に太陽電池を設置して誰が金を払う消費者になるのかという問題
があります。
発電所というのは、原発といえども最初に需要ありきです。

> 松下電器だったでしょうか。葉緑素を利用した電池の開発に成功したとか。
葉緑素ではなく、人工の色素です。(このサイトがたまたま出てきましたが、
あちこちで研究がされています。「色素増感太陽電池」で Web 検索してみて
ください)

http://www.mew.co.jp/press/0212/0212-1.htm

シリコン太陽電池と違って、個人レベルでも作って作れないことはないことが
特徴です。市民講座(実制作を含む)も開かれています・

http://www.astec-gifu.jp/homepage/kouza-flower.htm

>ンドの話の中で熱を海中に逃がすとか、融雪システムの話が出ていましたが、熱
>の正常な循環の点ではどうでしょうか。
都市自体が熱循環ではそもそも正常ではあり得ないわけですから、都会の存在
とその発展を肯定するなら、いずれ過剰な熱は大気なり海へなり放出する以外
にないですね。
人頭税でもかけないことにはどうにもならないでしょう。


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