土田さん
須賀です。
ご意見ありがとうございます。土田さんのような方の姿勢を、
否定するつもりは決してありません。うまくえいないのですが、
インターネットでのやりとりでは、そのひとの人格のごく一部
だけを拡大してつたえてしまうことがあるのかな、と思って
います。
土田さん:
> 自分が見、感じた事は出来るだ自分の中で消化し、こういう事だろう
> という結論が取りあえず出るまでは、伝聞として言います。
この点については、僕もおなじことをこころがけているつもりです。
土田さん:
> 出処は余り明らかにしません。
> 何故かと言いますと、私に知識を下さった人達は殆ど無名です。
> 有名な人の本やホームページなどで見たり読んだりも無いとは言いませんが、
> 概して無名の人達の知識の方が参考になります。
わかるような気がします。僕も、引用できるようなことがらというのは、
世のなかのほんの一部分のことにすぎない、と思っています。
ですから、僕がこのメーリングリストでお話していることも、僕が
ひごろ考えていることのほんのごくごく一部にすぎません。
とはいえ、土田さんがわたしあてに書いてくださることの大部分は、
わたしの知識や経験の範囲を大きくこえたお話ですので、どうご返事
したらいいのかわからなくて、当惑しているというのが正直なところ
です。正面からお答えできないことが多くて、ご不満をおもちかも
しれませんが、わたしにそれだけの力がないせいですので、おゆるし
ください。
わたしが行政や研究者の世界のことをえんえんとお話したのは、
かならずしもそれをほめたたえるためではありません。批判に
よってそれを改善していくためにも、実際の姿をよく知ることが
大切です。そのひとつのきっかけとして、わたしの話のどこかが
どなたかのお役に立てばうれしい、という気持ちで書いています。
自費で研究されている方々とは、僕も日常的におつきあいがあります。
昆虫学、というとても小さな分野ですが。ずっと前にわたしがこの
メーリングリストに投稿した下の記事をご覧いただけましたらさいわい
です。
http://sv2.humeco.m.u-tokyo.ac.jp/mllogs/bluesky/3787.html
須賀 丈
(注)この記事が最新である場合,上記「次の記事へ」はデッドリンクです。