土田さん
>私には環境を守るという観点がありません。人間の生活を自然と出来るだけ調和
>させた方が良いという考え方はありますが、それと今の環境関係の方々が言うと
>ころの「保護」とは違う様に思います。
この違和感は、その自然環境の中に自分(人間)が入っているか
いないかの違いかなあ、と思いました。
科学というのは、そもそも西洋のキリスト教社会内部での
確執がひとつの起点だったりするようです。
それでキリスト教では、人間は神の似姿ですから、
他の「自然」とは、明確に一線を画しているわけです。
>自然の流れの中で今まで生き物は淘汰を繰り返してきました。
あちらさんは、「自然と神の間に人間がいる」
くらいに思っているのです。(たぶん)
我々のように、その自然の流れの中に人間もいる
とは、(たぶん)思えないのです。
で、日本の科学者の方も、(たぶん)
あちらさんの考えに沿って、仕事をしているのでしょう。
>その観点で、海洋深層水などは、未だ採取して起業するなどもっての他だと思い
>ますが、これに異を唱える人を未だ知りません。
ここでなぜ海洋深層水がでてくるのか良く分かりませんでしたが、
自然の流れの中ではあり得ないという認識なのかと思いました。
自然界でも、極地や一方向に風の吹く場所では、深層水が
湧き上がるということがあります。
極地では表面付近の海水の方が、冷やされて重くなり
それが沈む代わりに深海水がわき上がって、
その栄養分でオキアミが大発生するのだったと思います。
人間にとって何が良くて、何が悪いかというのは、
シェルドレイクの仮説というものもあって、
本当のところはどうでしょうか・・・
(つまり、人間がそう考えるから、本当にそうなってしまうのではないかと・・
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| 荻野 行雄 ogino.yukio@nifty.ne.jp
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