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> 戦前、戦後の日本人の違い
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> ある時、自衛隊に入った人が上官から他国の人間に「発砲せよ」
> と命令を受け，その人がその命令を拒否した。としたら。。。。
>
> この人（自衛隊員）は命令拒否として罰せられるでしょう。
> でも、本当に彼は罰せられるなければならなかったのだろうか、
> と考えてみました。
>
> この自衛隊員は上司の命令には従わなかったが，
> 「しない」は「しないことをする」という積極的な行為だから、
> 彼は、何か他の命令、ないしは他の規則に従った可能性がある。となります。
> 現在の日本人が「平和」を願っているのもこの集団生物的な思考による
> ものでしかないとしたら、私は、怖いです。
> 全体が勝手に動き、勝手に法を変え、国全体がカメレオンのように再び
> 戦争色一色になる可能性は、十分にあるのではないでしょうか。
>
> 戦前、戦後の日本人の違いは、ないということに
> なってしまいました。。
>
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> と、私は考えちゃいました。genngorou
こんにちわ，喜多です。源五郎丸さん（今日は勝手にこの名前で，以前，阪神タイガ
ースにこういう名前の選手がいました），いつも「考えさせられるメール」興味深く
読んでいます。
[BlueSky: 483] Re:480
、も読みました。「喜多さんの生活は理想的です。」の言葉，ゲンゴロウさん，小宮
さん，これは全くの錯覚ですので，私は唯の「ぐうたら人間」です。まそれはさてお
き。
源さん，映画「人間の条件」（昭和３４年封切）をご存じですか。相当，古い映画で
す。何しろ主演が若き日の仲代達矢さんで，その妻が若き日の新珠三千代さんで，芦
田信介さんなど，多数の名優と言う方が出られ，「戦争」「戦前」「軍隊」等を語る
には最適（ちょっと言葉が違いますが）な映画だと思います。私は，いつごろ見たの
かも忘れましたが，相当経てから映画が衰退しかけ「深夜映画」なる上映館で，何と
夜の１０時から，朝の１０時までぶっ続けで見ました。確か７部に分かれており，今
でも時々やられていると思います。人間が極限状態で「正義」をとるか「悪」を取る
か，いや「偽善」を取るか，とにかく，非常に観客が「あなたならどちらへ進む」と
問いかけられている様な映画でした。
これはその数年前（昭和３１年）の五味川純平さんの大ベストセラーを映画化したも
のです。この年は現東京都知事ー石原慎太郎さんが「太陽の季節」，三島由紀夫さん
が「金閣寺」を発表された時です。
私など映画のラストシーンで仲代達矢さんが扮する主人公が，シベリアの荒野（因に
私はシベリア鉄道に２度乗りました）で，妻（新珠三千代さん）の裸身を思い描きな
がら，「野垂れ死に」するシーンで，大好きだった新珠さんの裸が見れる，それだけ
を楽しみに（笑），１２時間の上映を眠る事もなく見てしまいました。
まあ，源さんに「見て欲しい」とかどうとかでなく，源さんのメールを見まして「感
動」を思い出した次第です。喜多かつみ
kita katsumi kitapp@elf.coara.or.jp
「創造学級KITA ORIGINA」「誰も聞いた事のないコスモムジカ」
URL http://www3.coara.or.jp/~kitapp
「創造空間」＆「蔵書」＆「奇蹟」＆「古葉書」「切手」（７,DEC,1998更新）
（注）この記事が最新である場合，上記「次の記事へ」はデッドリンクです。