[BlueSky: 479] Re:448 ちょっと反省。


[From] kitapp@elf.coara.or.jp (Katsumi) [Date] Tue, 17 Aug 1999 21:52:19 +0900

> 今、自分自身の不明を恥じていいるところです。
> 自衛官のみが、現場の当事者なんてそんな馬鹿な話はないですよね。
> 全ての人が現場の当事者ですよね。
> コソボ紛争の悲劇を知っていながら、我ながらちょっと・・・・・。
> 喜多さんが不快感を抱かれたのは当然のことと思います。

こんにちわ,喜多です。なかなかメールってのは,面白くて,伝わりにくい(笑)。
ちょい,待ってちょ,私は「不快感」なんて全く抱いていませんよ。「自衛官にも」
「元自衛官にも」

> 自分が元自衛官だったことに囚われていたのだと思います。
>
> 小宮さんからも指摘があったのですが、徴兵制度が復活しない理由とし
> て私が考えていたのは、喜多さんの推察するところと同じです。
>
> 「21世紀は核兵器での戦争の時代、1個の核爆弾で全て終り、軍隊を
> 造って、通常兵器でドンパチやる時代では無いので、徴兵制度、不必要」

まあ,これも誰でも思う事です。なのに最近の流れを見ると,誰でも「憲法改正」「
徴兵制」へまっしぐらにも見えるのでは。元自衛官の方だって,「徴兵制度が絶対無
い」と思われて(全員でなくとも)いるのに,この臭いは何でしょうね。国民が求め
ているのか,自衛官が求めているのか,一政治家が求めているのか,政治家の殆どが
求めているのか,政党が求めているのか,政府が求めているのか。
>
> 私もそのように考えていました。
> それに加えて、自衛隊の装備は、電子化、ハイテク化、が進んでいてそれら
> の操作を習得するために、長期に及ぶ教育と訓練、そしてそれを支援する
> ためには相当数の教官や莫大な予算が必要になっているのです。航空自
> 衛隊は特にそうです。このような状況で徴兵制度によって若者を自衛隊に
> 入隊させても、それにふさわしいだけの教官や予算を増強できるとは思わ
> れないのです。いや、徴兵制度を復活させるということは、そこまで徹底的
> に自衛隊を強化することだいうなら、そのときの防衛費は国家財政を破綻
> させるほどの莫大な金額になるはずです(現時点でも破綻しかけているのに)。
> そんなことを、すでに若年労働力を徴兵に取られている産業界(自民党のス
> ポンサーであるところの)が容認しないと思うのです。
>
> 以上が、私が徴兵制度が復活しないと考える理由ですが、この程度の理由
> では徴兵制度は復活しませんなどと断言できるほどの根拠にはならないで
> すよね。
>
> 私のあの発言は軽率だったと反省しているところです。
>
> 最後の一言。
> 自衛官も、そこいら辺にいる兄ちゃん姉ちゃんと同じ、極普通の
> 日本人ですよ。

私は「元自衛官」の結婚式の司会をやった経験があります。普通の兄ちゃんでした。

最後に,私の言った「軍隊」と「自衛隊」とは,ちょっと,違っています。勿論,多
分,「徴兵制の軍隊」が復活したら,上官は全て今の「自衛官」でしょうが。

多分,政治家の方で,少しでも「徴兵制の軍隊」を考えている人は,私と同じで「自
衛隊」じゃあない「軍隊」を描いておられるのでは,と思います。

私は意気地なしで,根性なしで,弱虫なので,いつも「日本が他国から攻められたら
どうするねん」と言われたら,何も悪くなくても「すんません,お許し下さい」と言
って奴隷にでもなったらあかんかな,とも思っています。「奴隷」も辛いけど。「家
来」位で許して下さい,言うたらどうやろか。
喜多かつみ

kita katsumi kitapp@elf.coara.or.jp
「創造学級KITA ORIGINA」「誰も聞いた事のないコスモムジカ」
URL http://www3.coara.or.jp/~kitapp  
「創造空間」&「蔵書」&「奇蹟」&「古葉書」「切手」(7,DEC,1998更新)





▲前の記事へ ▼次の記事へ △記事索引へ △青空MLトップへ

(注)この記事が最新である場合,上記「次の記事へ」はデッドリンクです。