[BlueSky: 472] 日本のY2K は大丈夫?


[From] yuichiro komiya [Date] Tue, 17 Aug 1999 09:13:32 +0900

小宮です。

今日は1999年8月17日。2000年までもうすぐですが、Y2K
問題に関して以下のサイトを見つけました。

http://www.kobe-catv.ne.jp/~jesus777/arcy2kprep.html

アメリカ赤十字が、一般市民のY2K対策に関して書いたもの
の日本語版です。

Y2K問題は僕も知っていたのですが、日本のマスコミもあまり
話題にあげていないし、企業の対応も進んでいると聞いていた
ので、それほどたいしたことは起こらないと思っていました。
でもアメリカと日本ではちょっと対応が違うみたいですね。

僕はお正月はアメリカに旅行に行く予定だったのですが…
これを見て飛行機の予約をキャンセルしようかな、と思って
います。本当になにか起こるんでしょうかね。また、日本の
対応は大丈夫なのでしょうか。


以下、上のサイトから一部引用

-----------------------------------------

西暦2000年が訪れた時、年代を2桁で処理しているプロ
グラムは2000年と1900年の区別がつきません。もし
プログラムに時間管理機能があれば、その結末は予測できな
いほどのものとなります。誰ひとりとして何が起こるのか、
どれほどの影響を及ぼすのか、期間はどれくらいなのか分か
らないのです。

        -中略-

ホワイトハウスによって組織された2000年問題大統領評
議会は特別上院委員会とともに2000年問題の及ぶ範囲に
注意を向けてきました。特別上院委員会は公聴会を重ね、以
下の8分野に焦点をおいています。

●電力
●国際的な金融と銀行システム
●医療
●交通
●通信
●年金と投資信託
●危機管理
●一般のビジネス

上記の分野における2000年問題の潜在的影響は十分には
分かりません。連邦政府、州政府、地方自治体、各産業、企
業、また一般における2000年問題対策によって事態は変
化しているのです。上院の公聴会での専門家たちはたぶん地
域的な混乱が起こるだろうと考えています。例えば、あると
ころでは一定の期間電力が供給されないかもしれません。製
造業において混乱がおこるかもしれません。交通信号が混乱
し、道路は閉鎖されたり、交通渋滞が起こり得るのです。ク
レジットカードが使えなくなったり、電話も使用不可能にな
ることも考えられます。

2000年問題の影響に関してはだれひとりはっきりしたこ
とが言えないので、アメリカ赤十字社は以下のチェックリス
トを作成しました。


◯影響が考えられる家庭にあるコンピュータ制御の電気設備
をチェックしてください。火災・安全警報機システム、温度
調節機、電気機器、一般電子機器、ガレージ扉開閉装置、電
子ロック、埋め込みチップによって制御されているその他の
家庭設備機器などです。

◯数日から1週間分ぐらいの家族のための防災物資を貯えて
ください。それは保存のきく食料、水、十分な処方薬やその
他の薬です。赤十字社としては物資の買い占めはお勧めしま
せん。お勧めの家族の防災備品キットをご参照ください。

◯ATMカードやクレジットカードなどのコンピュータ制御の
機械が使えなくなることを考え、いくらかの現金をお持ち下
さい。安全な所に現金をしまうことを考えてください。それ
はぎりぎりになったり、たくさんの人々が列を作るのを避け
るために1999年12月31日以前に引き出すように。


(以下まだまだリストは続いて

◯車にガソリンを満タンにする
◯停電も考えて使用方法にそった代替調理器具の準備
◯余分の毛布、コート、帽子、手袋など防寒の準備
◯懐中電灯と予備の電池の準備

      …等)


 



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