葛貫さん、こんばんわ。
> 昨日、ネット中継でオーストラリアの皆既日食を子供達と見ました。
> 雲が多くどうなることかと思いましたが、皆既日食になる前後は、
> 太陽の前の雲が切れ、きれいなコロナが見え、思わず5人で歓声を
> あげてしまいました。
皆さんで永く共有されるよい思い出が生まれた事でしょう。
日食の時、空の方ばかり見ていますが、地面に出来る影が不思議な
変化をするのに見とれていた記憶があります。大昔なので細かい事は
忘れましたが、畏れと不思議な思いを感じたことは忘れていません。
> 日本では2009年7月に奄美大島などで、2035年9月に本土で、皆既日
> 食が観られるそうです。
後の方まで見るチャンスは乏しいでしょうが、奄美はすぐ近くです。今年
も砂浜の貝を求めて9月に行ってきました。豊かな自然が残された奄美
で唯一の自然海岸、嘉徳の浜ではサーファーが鈴なりで、目指した貝は
わずか数個だけ、しかし、誰も訪れないようなひっそりとしたある集落の
前の浜でようやく探していた貝の集団に出会いました。貝殻の色彩模様
を遺伝マーカーとして、地域集団間の遺伝交流が読めないかと試みて
いるところです。
それでは、
山口正士
903-0213 沖縄県中頭郡西原町千原1
琉球大学理学部海洋自然科学科
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