小宮です。
この間、読売weeklyでエイズ関係のニュースを読みました。
日本で若年層にエイズが広まっている、というもので、
あまり知識がない高校生とかが、エイズのことをよく知らない
ために感染してしまう、しかも検査に行かないので水面下
でそれが広まってしまうとか書いてありました。
そういえば、昔エイズ患者が日本で見つかったときには、
日本でも大騒ぎして検査とか性教育とか、いろいろ議論されて
マスコミでも大きくとりあげられたんですが、最近はさっぱり
です。大丈夫なのでしょうか?
ちょっと国立国際医療センターのHPで調べてみましたが、
http://www.acc.go.jp/mlhw/mhw_survey/2002/10/coment.htm
7月1日から9月29日までの約3ヶ月で新規HIV感染者報告数は184件。
感染経路別に見ると、同性間性的接触によるものが92件、異性間性的
接触でも67件もあるそうです。エイズが発症したら必ず死ぬ病気なだけに、
これはちょっとした数かもしれません。なんで騒がれないんでしょう?
また、地域別では、
http://www.acc.go.jp/mlhw/mhw_survey/2002/10/hyo_03.htm
ダントツで東京都がTOP。これは、やはり人が多いので感染する機会が
多いのか?それとも検査体制が整っているので、発見される率が高いのか?
献血でのHIV感染が発見される率が、毎年あがっているのも
気になります。
http://www.acc.go.jp/mlhw/mhw_survey/2002/10/kensu.htm
これは、潜在的感染者が増えているということなのでは?
なんにしても、これだけ感染者が出ているのですから、国やマスコミも
もっと大々的にキャンペーンして、特に高校生あたりに正しいエイズ防止
の知識を与えないと大変なことになるのではないでしょうか?
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