葛貫です。
稲垣さんwrote:
> 我々の類の仕事をしている人間は、何時か必ず地獄に堕ちる。
> 毎日、毎日、まいにち、マイニチ、いったいどれだけの『食べ物』を処分し
> ているのでしょうか。
> それでもなお、自分たちの仕事は、「食べ物を美味しく食べてもらうこと・
> 美味しく食べること」と、信じ続ける厚かましい神経。
食べるということには、取り敢えずいのちをつなぐ、身体機能を維
持するために必要な栄養素を摂取する(今、流行りのサプリメント
とか?)、調理法・盛り付け等にも配慮し文化としての食を楽しむ
(美意識が関係する)、という、いろいろなかかわり方があるとい
う話をうかがったことがあります。
> それはさておき、【4641】に書かれていた「食の世界的なグローバル化
> は地方独特の文化の衰退を意味する」と、云うのは、その責任の僅かでは在り
> ますが一部が有る者として、ショックでした。
今の時代の日本に住んでいる私たちは、財力に任せて世界の珍味を
買いあさるというような方向に向かうこともできるし、地産の旬
の食べ物を使い、文化としての食を楽しむことができる。
後者の幸いは、遠慮なく享受してよいのだと思います(^^)。
日曜日に、水産研究所の一般見学に行った時、「水産系廃棄物のリ
サイクル率向上をめざして」という講演をうかがってきました。
例えば、マグロの場合、末端市場からの要求によるサイズ調整や成
形のため、「ちあい」が少しでも入ったら処分されたり、鮮度の良
いの部分も廃棄されたりすることがあるようです。
今はまだ、お金があれば、食べ物が買える時代ですが、これから、
おそらく「水」が制限要因となり、食物が不足し、お金は要する
に紙なのよと、実感する時代がやってくる。
そんな時に、質素もしかしたら粗末な材料から、如何に文化的な香
を残した食を提供できるかが、プロの料理人さんの腕の見せ所かも。
培地みたいなものを食べるのは嫌だな。
一般人にも、料理する方法、教え下さいね(^^)。
> 2・3日インフルエンザなどで寝てると気が弱くなる?そんな柔な神経してい
> る訳ではないが
インフルエンザにかかると、完全に復調するまでに2週間くらいか
かりますね。ゆっくりもしていられないかもしれませんが、養生
して下さい。
> 或いは、世界で2番目に『ヒト』に寄与していない職種の人間の愚痴。
ところで、1番目って何(^^;?
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