大塚です
http://www.tokyo-np.co.jp/00/sya/20020727/eve_____sya_____003.shtml
に「架線なし 省エネ 世界初方式 夢の電車動きだす」という記事が出ています。
電力を、電池よりも遙かに高速に充電・放電ができるコンデンサーに蓄えて走
るというものです。従来の電車は、常に電源とつながっている必要がありますが、
このような電車ならば停留所で充電棄るようにすれば、架線が不要になります。
そのため、歩道橋や電線などが頭上で複雑に絡み合う道路にも設置可能となりま
すし、景観の維持や建設コストの点からも有利だと思われます。
なかなかおもしろいな、と思ったので紹介します。印象に残っているのは開発
者の多くが昭和一桁生まれということです。宮崎駿の「ルパン三世 カリオスト
ロの城」でルパン三世が銭形警部を見つけて「さぁすが、昭和一桁。仕事熱心だ
ね〜」というセリフを吐いたのですが、魂いまだ衰えずですね。
こういった工夫で、電車を含めた公共交通機関の比重が増えていくとよいと思
います。そのためには自動車による炭酸ガスの排出などの外部不経済を環境税の
ような形で内部化していくのが有効だと思います。道路や駐車場には「裸地税」
を導入して・・・
まずは、自分が支払わずに済ませている環境税を計算してみるのもいいかな、
と思っています。そのお金の一部でも環境税の使途にふさわしいことに回すとか。
はなはだ自己満足的ですが、自分の生活を見つめ直す手だてになると思いますし、
他の人のデータを見ることができれば、さらによいと思います。
多くの環境税には先行例があるので、それらのデータを集めて、この ML 有志
による有志のための(2つの「有志者」が一致する必要はありません)潜在的な
環境税の計算式ができたら、と思います。
大塚公雄
東京医科歯科大学
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