野池@長野市です。
「長野モデル」の「マイカー通勤半減」から車社会の問題へと
話が発展しているようですね。
さまざまなご意見、参考にさせていただきながら読んでいます。
ただ、佐川さんのこの御意見には、読むだけでなく、
当事者としてお答えしないといけませんね。
> 長野県のような地方で「マイカー通勤半減」ということは、“農村部
> には農家以外は住むべきではない”ということを結果的に言っている
> んですね。
まず本論に入る前に、こちらをお読みください。
田中知事の記者会見の様子で、
ここで「長野モデル」に対する知事の姿勢が示されています。
この会見のなかで紹介されている茅野實さんが会長を務める地銀では、
勤め先へ4km以内でのマイカー通勤んは禁止。
4km以上でも、しっかり審査した上で、
マイカー通勤を許すかどうか決定しているそうです。
そうしたことによって、マイカー通勤70%削減につながったといいます。
「長野モデル」で規制の対象にまずしたのは、車が好きな方のドライブではなく、
あくまで通勤なのです。
中澤さん:
> 「長野モデル」では,市部で半減,郡部で1/4減ということです。
> 農村部でまで半減するようには言っていません。
とおっしゃる通りです。
いま長野県経営者協会では、茅野さんのリーダーシップで、
企業にマイカー通勤削減計画を策定してもらっていると聞きました。
さて、もしこれから先、いろいろ検討した結果、佐川さんのおっしゃるとおり、
“農村部には農家以外は住むべきではない”という結果がでてしまったら、
それは望んでいることではないので、
削減目標を40%とか30%に下げる必要があるかもしれません。
でも、そうなったら削られた10%ないし20%を、
違う方法で埋め合わせなくてはならないと思います。
中澤さん:
> 田中知事の徒歩通勤宣言は実行されているのでしょうか?
はい、徒歩出勤を実行中です。
一昨日、歩く知事を写真に収めてきました。
では。
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