葛貫です。
阿部さんwrote:
> で、それを読んでいてふと思ったのが、もう『良いモノを安く』
> で大儲けできる時代は終わったのかもしれない、ということです。
本題からは、外れてしまうのですが、
「ユニクロ、秋から野菜も売ります」
http://www.asahi.com/life/shopping/0109a.html
「ユニクロの野菜」
http://www.ne.jp/asahi/weekly/review/news020116/news020116-4.htm
という記事があったことを思い出しました。
草の根的な活動とは異なる色彩を持つ、名の売れた企業、売る
ことに対して、それなりのノウハウを持つ企業が、このような
動きにでたことが、日本の農業や農産物の流通の在り方に、
どのような影響を与えるか、展開を楽しみにしています。
日本のような「恵まれた」場所では、どのように「他のものとは、
ちょっと違う」ところをつくり出し、それをどのようにアピール
して行くかが、生産者や売る側の死活問題になるようです。
「ベタベタの春巻きが好き おいしさの「基準」に異変」
http://www.asahi.com/life/food/020123a.html
という記事の中にあった、
・・・前略
「食材の奥深い味わいが分かるには経験がいるが、いまは食べる
行為が軽視され、簡便性や低価格ばかりが追求されて、味覚が
育たない。大多数に受け入れられやすい味ばかりが量産され、
それに慣らされる。消費者はもっと疑問を持ってほしい」と
分析している。
・・・後略
という一節を思い出しました。
職人さんと、職人さんに更に技術に磨きをかけようという気持ち
を起させる違いがわかる小煩いお客さんが出会った時に、面白い
ものができるのだろうな、と思いました。
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