[BlueSky: 418] 発言:マヨネーズは弱いところに出る


[From] GENNGOROU@aol.com [Date] Thu, 12 Aug 1999 07:32:55 EDT


皆様、こんばんは。GENNGOROUです。
私、会社が始まるとあまり発言できないので、
この時期に一気にメールを書こうと考えてます。
メールがかなり多くなることをお許しください。

発言です。
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私、自分が考えたことを記憶するのに自分の考えに
よく「理論」と名前をつけています。
その一つである「マヨネーズ理論」を。。。。
(この話はだれでもご存じのことだと思います)
実に簡単な話なのですが、圧力が加わると、物事の
歪(ひず)みや歪(ゆが)みは、弱いところに出る
という考えです。
そして、これは、私が考えるようになった一つの理由です。

社会に歪みがある場合には歪みは子供に出るという
ことで、特に弱い子供に出るということです。
弱い子供とは、どういう子供かというと、発言力が
ない子どもだったり、他者のことを考えられる子ど
もという優れた子どもだったりします。

子どもは、それをよく知っていると思います。
弱いと犠牲になることを。
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息子が小学生の時に、私と息子が話している中で、
息子が私に教えてくれたことなのですが、
「おとうさん、学校ってね、言ったもの勝ちなんだよ
 みんな先生の言うことなんか全然聞かないで、
 ワイワイガヤガヤうるさいでしょ。
 で、その中で自分の意見を言うときにゆっくり
 話なんか出来ないんだよ。
 だから、印象が強くて短い言葉をみんな使うんだ」
と、言うんです。さらに、
「先生だって、馬鹿で、そういう言葉を使う子の方を
すぐに向いちゃって、その子の意見に結局は従っちゃうんだ。
僕たちがうるさいときに校長先生が通りかかっても、
「元気があっていいねえ」と言うだけなんだ・・・」
ということでした。

息子は小学校一年から担任はずっと女の先生で、
中学になっても女の先生だったので、私は学校に
文句を言って、男の先生に変えてもらいましたが、
男の先生になったとたんに、「言ったもの勝ち」は
なくなったそうです。

小学校に女性の先生が多いのには驚き、それも
偏りがあるなあと思いますが、女性というのは
まだまだ「弱い存在」、学校の歪みは女性の先生に出て、
そのクラスの弱い子に歪みは出て行くのではないかと、
思っています。
いろいろ学校のことを調べますと、もう、誰も彼もが
苦しんでいて、とても大変な気がしました。

息子の通う中学では全校で1クラス分の生徒が
登校出来ないでいるらしいです。
なにか、とんでもないことが起きている感じが
してなりません。。。

私は簡単に「歪み」と言いましたが、私、子どもたちに
直接聞いたことがあるのですが、当事者の子どもに
とっては、死ぬ苦しみが多いと思いました。
でも、本人たちは自分たちが苦しんでいることすら知ら
ないで、頭をかきむしっています。
私の家の近くにも、登校でいないお子さんがいますが、
その家から「うおーーーー」と怒りとも悲しみとも思え
ない叫び声が聞こえました。

このような子どもは学校にはいません。
学校にいないということが、存在しないということに
なっているような気がします。
精神生物として発芽しようとしている人間にとって、
「存在の希薄」は生きながらの死なんです。

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genngorou


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