田中さん みなさん
須賀です。
田中さん、ご意見ありがとうございます。
あたらしいゆとりの教育が現場の先生方の努力で、ご紹介
くださったようにすすんでいけばいいですね。それは僕自身
ものぞんでいることです。
田中さん:
> 新教育課程は、もうスタートしてしまっています。
> 今になって、問題点ばかりが取り沙汰されていますが、動き出して
> しまったことの粗探しをしていても何も改善しないと思います。
この点については、誤解をまねいてしまったようで、残念に
思っています。
今回の課程がスタートするまえから、たとえば日本生態学会など
では、このことに関係した議論がありました。その報告書をみると
次の学習指導要領の改訂は2009年ごろだが、検討作業は
2003年ごろからはじまる、できるだけ早い段階で文部省に
対して意見を何度も出していく必要がある、というようなこと
が書かれています。(日本生態学会誌第50巻2号、2000年8月)
この報告書を出した委員会そのものに、僕自身は関係して
いません(そんなにえらくない)。
でもここから気がついたことは、教育課程の再検討というの
は、文部省ではたえずおこなっていることなのだな、そして
教育に関心をもつ親とか市民、先生などもいつもそのことに
関心をもって社会のなかで対話をふかめておく必要がある
のだな、ということでした。
僕の今回の意見も、そういうことがあたまにあって、みなさんに
よんでいただこうと思ったものです。
そしてご意見をいただけたことをとてもうれしく思っています。
ありがとうございました。
須賀 丈(Suka Takeshi)
(注)この記事が最新である場合,上記「次の記事へ」はデッドリンクです。