堀口さん みなさん
須賀です。
堀口さん、ご意見どうもありがとうございます。
堀口さん:
> これまでの一連の議論を拝読させていただいても、
> 温暖化が悪いとされる理由に関してもいろいろな
> 意見があるのはわかるのですが、どれも実感が
> わかないというか抽象的な感じがします。
そうかもしれませんね。僕自身は抽象的な話を
したつもりはありませんでしたが、予測であり
しかもほかのひとが言っていることのうけうり
ですから、具体性にいまいち欠けるのは当然
だと思います。これがまさに、地球環境問題と
いわれるものについて個人的な意見をいうこと
のむずかしさだという気がしています。
佐藤さんの問題提起にあまり反応がなかったのも、
そのむずかしさを感じたひとが多かったからでは
ないかと僕は思っていました。すくなくとも僕自身
はそうでした。
堀口さん:
> 例えば島が沈むのが悪いかという問題は基本的
> には島の住人が判断する問題であって、「グローバル
> な問題」だからといって僕らがまずどうこういう問題
> ではないようにも思います。
そのとおりでしょうね。僕は島の国の代表が国際会議
の場で温暖化対策をつよくもとめている、という記事を
よんだことがあります。そこから考えて、やはりその
ひとたちにとってはたいへんなことなのではないか、
と思いました。
僕は「グローバルな問題」だから大事、という趣旨で
意見をいったつもりはありませんでした。「グローバル」
といわれているけど、むしろそれが「ローカル」な問題
としてふりかかってきたときに当事者にとってたいへん
なことになる、という問題なのではないか、という趣旨
で意見を言ったつもりでした。
また、日本国籍をもっているひとといっても、ひとり
ひとりの交友関係はいろいろで、南の島のひと
と交際があったり個人的な記憶や思いをもっている
ひともいるでしょうから、外国のことに思いをはせた
からと言って身近な観点じゃないとはいいきれないと
思います。
堀口さん:
> むしろ温暖化がそもそも自分個人にとってどこが
> 悪いのか、もっと身近な観点から考えてもいいん
> じゃないかなあと思います。
僕もそう思います。
須賀 丈(Suka Takeshi)
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