[BlueSky: 4026] 新生物多様性国家戦略


[From] "Y.Kuzunuki" [Date] Tue, 26 Mar 2002 10:51:23 +0900

こんにちは、葛貫@神奈川です。

ここ数日、気温の低い日が続きいていますが、木々の新芽が
芽吹きはじめ、まだ林床が明るい雑木林では、ヒトリシズカ、
タチツボスミレ等、早春の花が咲きはじめ、シジュウカラ等
の鳥たちも囀りはじめました。

朝日新聞のサイトhttp://www.asahi.com で、
「森はヒミツの宝の山なんだよ どろ亀さんからの伝言」
http://www.asahi.com/nature/gp/200204a/200204a1.html
という記事を見かけました。

『・・・前略
本物の体験をした子どもは、体の中に「芽」を持つことになる。
ある時、その子が大きくなって苦境に立ったとき、その芽は
ひょーっと伸びてくるんだ。そして行き詰まった考えを変える
発想の転換点になって実を結ぶのさ。科学でも芸術でもスポー
ツでも、どんな場面でもね。
・・・中略・・・
子どもを森の中で放っておいてごらん。何も教えず、放っておく。
これが大切なんだ。人間に必要なものは、すべて森の中にある。
子どもはそれを自分で見つけだすよ。
・・・中略・・・
 樹木でも虫でも、鳥でも動物でも何でもいい。もっと多くの
人が、自然界に対して関心と優しい心を持つことができたら、
地球はもっと活力がわいてくるだろう。あらゆる生き物が共存
共生できるようになる。どろ亀さんの詩や話が、みんなの関心
のタネになってくれればと、いつもそう願っているんだよ。』

「身近な自然保護重視 新生物多様性国家戦略を答申」
http://www.asahi.com/science/news/K2002032600002.html

『 中央環境審議会(環境相の諮問機関)は25日、「生物多様性
条約」に基づく新しい「生物多様性国家戦略」を答申した。里地
里山や干潟など身近な自然の保全を重要視しているのが特徴で、
全国千カ所で自然環境を継続的に定点観測する事業を提案している。
27日の地球環境保全関係閣僚会議で決定される。・・・後略』


行き詰まった考えを変える発想の転換点になって実を結ぶ「芽」
を持つひとを育てることも重要な「国家戦略」かもしれませんね。




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