ゲンゴロウさんこんにちは。小宮です。
人がグループを作って排他的になりやすいのは、遺伝子によって
決められているから仕方がないことだと思います。どんな人でも
自分に近いものには親近感がわくし、自分と違うものには恐れや
敵意を抱き、排除しようとする傾向があるのでは?それは人間
だけでなく、猿でもアリでも、集団生活を行う生物なら持っている
傾向でしょう。
でも、僕らは人間ですから、そういった感情にそのまま
従うのではなく、広い視野で物事を捉え、理性的に判断し、
自分と違う人達のことを理解し、共生していく必要があると
思います。そうすれば、雪印のような事件も、あちこちで
起こっている汚職もなくなることでしょう。それには、個人が
集団によりかかることなく、自立して自分自身の考えで行動
するようにならなくてはいけないと思います。例えグループから
はみ出しても、仲間はずれにされて孤立しても、自分が
正しいと思うことは決然として行う。これからの社会で強く
生きていく人達はそういう人達ではないでしょうか。
「人間は全て例外である」−ロシアの哲学者ベルジャエフ
(人が一人生きているということは、他と異なるひとつの
例外が存在しているということ)
(注)この記事が最新である場合,上記「次の記事へ」はデッドリンクです。