小宮です。電子機器の廃棄物がアメリカで問題に
なってきているそうです。
環境を脅かすハイテク廃棄物(シリコンバレーニュース)
http://www.asahi.com/english/svn/K2002022100578.html
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コンピューター、テレビ、その他の電子機器に使われている
有害物質も、機器が使われている間は危険はないと見なされて
いるが、廃棄された時に深刻な公衆衛生上の危険が持ち上がる。
スイッチやフラット・パネル・スクリーンに使われる水銀、バッテリー
や回路基板に使われるカドミウム、プラスチックのカバーに
使われている難燃性物質などは、すべて猛毒である。
環境問題の関係者によると、最も問題なのは鉛だという。
ほとんどのビデオ・モニター、テレビに使われているブラウン管には、
1台当たり1.8〜3.6キログラムの鉛が含まれている。昨年、
カリフォルニア州環境保護局有毒物質規制課は、
それらの埋め立て処理を禁止した。
だが埋め立て処理を禁止しても、増え続ける廃棄物に
対処することはできない。推定では、カリフォルニア州で
毎日6000〜7000台のコンピューターが廃棄されている。
近年、技術革新の加速によって、家庭でのコンピューターの
平均寿命は従来の半分になってしまったからだ。
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日本も状況は同じでしょう。これからは、長持ちして買い換えずに
すむようなパソコンを使う必要があるのかもしれません。でも、
みなが電子機器を買い換えなかったら、ただでさえ悪いハイテク
関連企業の景気がさらに落ちこみ、ますます日本は不況に
陥っていくでしょうね。難しい問題です。
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