[BlueSky: 3926] Re:3922 給食


[From] NOIKE Motoki [Date] Fri, 01 Feb 2002 21:00:44 +0900

澤口さま、みなさま

野池です。

> Sawaguchi Yuji wrote:
> >(各都道府県にセンターを置くことになっています)
> う、うち(岩手)にはないぞ!

これは須賀さんが紹介してくださった「コペルニクスの眼」が参考になります。
http://homepage2.nifty.com/copernicus/rennsai44.htm


> >できるだけ小さな範囲での循環を考え、それから少しずつ範囲を広げて考えていく、
> >たとえば、まず自分のまわり、次に家、つぎに学校区、つぎに基礎自治体、
> >次にその周辺、次に都道府県レベル、つぎに隣県を含め、次に日本、
> >次に隣国を含め、というように。

> これは昔からいわれているところの、「兵力の逐次投入」という戦略
> でして、孫子の時代に既に間違いとされているものです。
> 和尚さんなら、環境システムは複雑系だから、部分最適化をいくら繰
> り返しても全体の管理にはならないと言うところでしょう。

問題や考えを整理していくの手順の一つして考えました。
そのまま戦略にできたり、
部分最適化で全体の管理につながらないだろうとも思います。

たとえば、市町村レベルや県レベルの環境基本計画がありますが、
たいていどれを見ても同じようなことが書いてあります。
市町村レベルだからやれること、県レベルだからできること、
そういう違いがなくてはいけないはずですし、
同じ市町村レベルでもそれぞれの自治体でももっと個性的なものができていいはず。
そのとき、自分の生活の中心半径1mから、10m、100mというように、
環境を意識しながら範囲を広げていくと、問題がクリアーになっていくと
考えてみたのです。
一応、順序だてて考えていってからでないと、
回転の鈍いぼくの頭では、複雑なものを理解できないし、
なかなか戦略が思いつかないということなのです。

> さらにグローバルになりますと、生産者間の競争・消費者間の競争が
> 入ってきますから、単純に「近くのものから好意的に購入する」では
> ブロック全体の経済力は上がりません。

一般化すると、そういうことになるのでしょうか。
ぼくは学校給食での「地産地消」をまず言ったのであって、
それも100%達成できるとも考えないし、
これだったらは競争も避けやすいとも思います。
それに経済力があがっても、ゴミが大量にでたり、
その処理コストが高くなっていけば、あんまりうれしくないなあ。

> 環境問題もこれと同じで、考慮規模が大きくなるにつれて。「隠され
> ていた、意図しないストーリー」が顕在化することになります。
> かのPCBでさえ、あれが採用されたのは電力機器が小型化できて資
> 源消費が減らせる、なおかつ難燃性なので火災も減らせる、すなわち
> 環境によかれという意図があったのですよ。

環境によかれという意図がどれほど強いものだったかは疑わしいと思います。
この話題をぼくが続けると、
仕事はなんのためにするのか、みたいな話にも進んでいきそうで、
本題からはずれますので、これまでにしておきますね。
すみません。


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