葛貫です。
野池さんwrote:
> そこでは、事務局が提言案を用意するというのではなく、
> 委員有志で策定することになっています(この方式にするのは大変でした)。
「模範解答」を持っている(と思っている)有識者にとっては、
辛い方式かも(笑)。専門家が思いもよらない意外な「知恵」が
発展的なかたちででてきたら面白いですね。
> 給食をとおして、食の地域自給率を高める(しいては日本の)という試みに
> 大きな可能性があると思うのです。
> 「地産地消」ですね。
> 食材からの生産から調理くずや食べ残しの処理まで小さなな循環を
> 目に見える形で実現できるかもしれません。
はい、そう思います。
給食の食材の越し方行く末を識った子供や親から、自発的な
かたちで、その実現を図れたら素敵ですね。(理想論かな。)
> 日本は資源に乏しいといわれますが、
> これは化石燃料に乏しいと言い換えてほしいと、いつも思っています。
昨日、北海道釧路の太平洋炭砿が閉山になったようですね。
http://www.asahi.com/national/update/0130/016.html
石油の方が使い勝手が良いし、輸入した方が安価だということでしょうか。
> できるだけ小さな範囲での循環を考え、それから少しずつ範囲を広げて考えていく、
> たとえば、まず自分のまわり、次に家、つぎに学校区、つぎに基礎自治体、
> 次にその周辺、次に都道府県レベル、つぎに隣県を含め、次に日本、
> 次に隣国を含め、というように。
> 環境問題へのアプローチには、こうした順序があるのではないかと、
> ぼくは思っていますが、いかがでしょう。
はい、そう思います。
昨年末に読んだ「野生の実践」(ゲーリー・スナイダー、山と渓谷社)
という本の中に、『野生が我々に求めているのは、土地について学び、
すべての鳥や動植物に黙ってあいさつし、流れを渡り、尾根を超え、
家に帰って楽しい話をすることだ。』という一節がありました。
たまには他所(他分野)にも出かけて行って見識を広め、その情報を
家(自分のフィールド)に持ち帰り、発展性のある楽しい話ができたら、
と思います。
# 自分のフィールドの広さは、人によって違うと思います。
# 私にとっては、家の周辺です。狭いですね (^^;;。
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