こんにちは、野池です。
葛貫さん、ホームページの御紹介ありがとうございました。
給食をとおして、食の地域自給率を高める(しいては日本の)という試みに
大きな可能性があると思うのです。
「地産地消」ですね。
食材からの生産から調理くずや食べ残しの処理まで小さなな循環を
目に見える形で実現できるかもしれません。
「地産地消「といえば、エネルギーもまたできる限り、
その可能性を探る必要があるように思います。
現在、長野県温暖化防止活動推進センターの
(各都道府県にセンターを置くことになっています)
研究会の委員をしています。
ここでは、来年度長野県が策定する温暖化防止対策計画への提言をつくっています。
そこでは、事務局が提言案を用意するというのではなく、
委員有志で策定することになっています(この方式にするのは大変でした)。
そのなかで「地場産エネルギー」という考えを提案しています。
日照率の高い長野県では太陽エネルギー、
また森林の国ですから、バイオマスなど。
要は、エネルギーの「地産地消」ということです。
日本は資源に乏しいといわれますが、
これは化石燃料に乏しいと言い換えてほしいと、いつも思っています。
できるだけ小さな範囲での循環を考え、それから少しずつ範囲を広げて考えていく、
たとえば、まず自分のまわり、次に家、つぎに学校区、つぎに基礎自治体、
次にその周辺、次に都道府県レベル、つぎに隣県を含め、次に日本、
次に隣国を含め、というように。
環境問題へのアプローチには、こうした順序があるのではないかと、
ぼくは思っていますが、いかがでしょう。
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