[BlueSky: 3891] Re:3890 食品の好み


[From] "Y.Kuzunuki" [Date] Thu, 24 Jan 2002 11:13:06 +0900

こんにちは、葛貫です。

野池さん:
> 「汚れるもの」は夏ミカン。
> これも食べ残しになる代表例のようです。

10年程前の一番上の子の小学校の入学説明会の時、
「夏ミカンの(1/4にカットしてあるもの)の皮のむき方を知らな
くて、先生やって、と言ってくるお子さんが結構いるので、給食が
始まるまでに、御家庭でご指導下さい。」
というようなことを言われたのを思い出しました。

夏ミカンを食べる習慣がないのだか、とても面倒見のよい御家庭で、
むいたものを食卓に供しているのか・・・。
栄養士さんが考える“普通の食事”と家庭の“普通の食事”の間には
ギャップがあるのかもしれませんね。

> 栽培きのこは本来の香りがないし、風味もないですよね。
> きっとこういうものが好まれていくのかも。

残念ながら私自身、栽培きのこの香りや風味しか知りません(^^;。
栽培技術が確立されると、本来そのいきものが生息していた環境を
保全しようという気持ちも薄れて行ってしまうかもしれませんね。

> 食の「無国籍・無地方」化も問題だと思います。

はい。
「本来の香り、風味がないものを好む」を読んで、副産物を利用
してつくっている養殖漁業用の配合飼料を連想してしまいました。

「生活レベル」って、何を指標にして評価しているのでしたっけ?
量(quantity)と質(quality)の両面から、評価しているのかな。
前者に偏っているような気がしてならないのですが・・・。




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