後藤です。
ああ、すっかりワークシェアリング一色になってしまった。
詳しくないのでレスするのが辛い。。(←身から出たサビ)
やまもとさん:
> ”日本人本来の国民性”という言葉が
> 同じ価値観を持ちたがるという意味なんでしょうか?..
すみません説明不足で。うまく説明できませんが、
「足るを知る」的アンチ・貪欲人生(「清貧」ではない)、
プラス、「困った時はお互い様」的相互扶助感覚、
プラス、生活者としての個人を起点とした生き方、、
みたいな「感じ」でしょうか。
あと、
> 製鉄業などは高炉が一年中止められないので
> 4直3交代制で操業を進めていますが、
> これも一種のワークシェアリングと位置づけら
> れるんじゃないかなとおもいます。
> そうするともう100年も昔から行われている体制なんですね..
というご意見ですが、これはちょっと特殊な例のような気が。。
すごくアツそうですし。。
先ほどの「江戸時代」にも関連することなんですけど、
ワークシェアリングにしても他の手法にしても、一番大事
なことは、100%納得ヅクは無理にしても、生活者として
の個人が、確かな情報提供と状況判断に基づいて、主体
的にその手法を選択するということだと考えます。
「高炉が止められないので交代勤務して操業する」のは、
勤務の大変さと特別手当を天秤にかけての「判断」や、
そもそもそういう会社に就職したという意味で広義の「選択」
を行っているとも言えますが、経済的な状況が好転しても
悪化しても、技術的に高炉を一時停止できない以上、
昔の農家の人が天災に対して全く無力だったように、
「選択できない」状況に追い込まれてのやむを得ない
「判断」を労働者がしているのではないでしょうか。
もしこうした特殊な勤務形態とワークシェアリングを区別する
ものがあるとすれば、それは「休まなくてもいいがあえて休む」、
自ら「休息の選択」を行うか否か、の違いかもしれません。
ではまた。
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後 藤 隆 [ Takashi Goto ]
E-mail: takapi-@sf6.so-net.ne.jp
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